TEE-PURPLE さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
遠距離…近距離…中距離…。
週刊少年マガジンの漫画作品が原作。通称「君町」。
_ストーリー_
「すべて忘れたい」―謎めいた言葉を残し、彼女はいなくなった。
僕は真実を知るために君のいる町へ向かう。
桐島青大(きりしまはると) は、突然別れを告げて消えた枝葉柚希(えばゆずき)を追って、故郷・広島を後に東京へ向かう。
そこで出会った、気の強い隣人・御島明日香(みしまあすか)、長髪で女好きの風間恭輔(かざまきょうすけ)、そして、柚希の奔放な妹・懍(りん)。それぞれが、出会い、惹かれ合い、別れ、傷つき、傷つける。やがて明らかになる真実。
そして、見つけた本当の気持ちとは―。
東京と広島を舞台に、残酷な運命に翻弄され、友情と恋愛の狭間でもがきながらも、本当の恋を見つめ続ける男女を描いた、甘く、苦い青春ラブストーリー。
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始まりから、波乱のような感じですが、初っ端に興味を惹かせるにはいい感じです。正直最初は意味わかりませんが、回ごとにダイジェストみたいな感じで、ヒロインや友達などの過去が明かされてくるので、とりあえず最初の方は我慢して観てみるしかないですね~。
親友の恭輔の存在が、結構大きいと思います。そこを重要視して観ていくといいかも。
☆感想{netabare}
結構さらっと終わちゃった。最初は、東京まで上京してきて、気合十分の青大がかけずり回っていく感じかなぁと思っていたけど…逆にヒロインの柚希の方がハラハラしてた感じかなぁ。まぁ結果的に結構修羅場ってましたが…。
過去の話が足りないせいか、キャラの魅力が説明不足だった気がします。東京の人たちしかほとんど印象に残らない感じ…。そこがこの作品しか観てないひとには評価低いかもと感じました。
話自体は好きでしたよ。こういう純愛は好きです。こういうストーリーだと主役より、周りの人たちが重要な役割を担っていると思います。特に、上記でも挙げましたが恭輔の存在。結果的には、亡くなってしまいましたが、青大にとっての最高のライバルでもあり、親友でもあった彼により青大も凄く成長できたのかも。この出会いがなかったらいつまでも進展しなかったかも…。そう思いました。でも残念だったのが、原作よりも亡くなった回があっさりしすぎてて…見せ場なのに…ってなりました。
いやしかし、私は明日香とずっと付き合ってて欲しかったわけですが、これも青大の成長には欠かせない出来事だと思うと仕方ないのかも…。柚希のことを忘れられない青大を観ながらイライラしてましたが、青大にとってはそれだけ大きな存在だったんだろうなぁ~。結局、柚希の魅力が説明不足でなんともいえませんが…。
とにかく、物語に入り込むまではいきませんが…普通に話を楽しむには良かったです。気に入ったひととかがいれば、原作を読んでみるといいかもです。そうすれば、入り込めると思います。
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{/netabare}