TEE-PURPLE さんの感想・評価

4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

そして恋をする。

[傾向]
・怪異ミステリー
・独特の演出
・会話劇
・感動より感心
・キャラより物語を重要視している人向け
・予想できたがまさかの展開


化物語→偽物語からの時系列での話です。前作二つを観てない方は必ず観た方がいいです。じゃないとチンプンカンプンな展開になるので…。
今回は「別れ」がテーマだと思います。どんな出会いであっても必ず別れは来るものだと、そういったことを言いたいのだと感じます。そして前作よりも遥かに面白くなっていて、伏線回収…アンサー編のセカンドシーズンとなってます。


考察・感想{netabare}

全てがキャラによるも、話によるも伏線回収が大量でとても楽しませてもらった。そしてまた今回も伏線と思わしきものを複数置いていて回収していないが、納得の終わり方であったと言える。(続編をかなり希望)

出会いは偶然。あるいは必然でもあるがどうとでも考えられる。しかし別れはどうだろうか…。これは必然。こう断言できると私は考えている。
今回は別れがテーマだと常にそう思う。この作品では、

悲しい別れ
清々しい別れ
必然での別れ

この三つが交錯していたと思う。傾物語での忍、鬼物語でのまよいが悲しい別れに属する。猫物語での翼、恋物語の撫子が清々しい別れ。そして、恋物語での貝木の死が必然に値すると考える。
今回はアンサー編ということで答えは別れであると思う。

神様なんて、本当に気まぐれで残酷な存在なんだな。勝手に運命を左右するくせに、すぐ突き放す。理不尽だ。全て観終わった結果そういう結論に達した。
この作品自体の意義から脱線してはいるが、私はその線に乗ってしまった。間違っているのはわかっている。がしかしそう結論付ける。これは揺るがない。

怪異関連の話がメインのはずなのに、気づけば人間関連の話にいっていると思う。心理描写を的確につくことで、人間としての楽しさや喜び、哀しさや怒りを垣間見る作品だった。
｜
｜
｜
｜
最高に楽しめました～♪
傾物語の忍との別れシーンを超えたくらいからすごく面白くなっていきました。観終わってから考えると猫物語が青春していたなぁと感じて、面白かったと思います。

最後の恋物語での面白さが尋常じゃなかった気がします。画面ガン見でした　笑。
貝木が前作だと悪者だけの印象でほとんど印象になかったけど、今回はダークヒーロー且つ主人公でした。阿良々木君ごめんなさい。それくらい強烈でした。カッコイイ！！アニメ全作品の中でかなりの上位にランクインしました♪
でも最後は死んじゃってバットエンド展開…。なにかしらあるなぁとは予想してましたがやっぱり殺されちゃいました。悲しかったです…。今後話に登場しなくてもどこかで生きててほしかったのに…。でもシナリオ上しょうがないのでしょうね…面白かったので全てよし！

シナリオが神っていたので、キャラが目立たなかった印象がありますが、私的にはどちらも最高でした♪続編期待してます。

あと、
他作品ではありますが、俺ガイルの八幡もですが、ダークヒーローは新鮮でカッコイイ♪今は私の中でダークヒーローブーム来てます。

「夢を大切にし生きていこう」


{/netabare}