sherlock さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
思い立『ち はや』く会い『たい ち』ょっとでも 離れて芽生えた 『新』な気持ち…
前回同様、タイトルの僕が考えた稚拙な短歌に関してお詫びしておきます笑
今回は宣言通り太一について徒然なるままに書いていこうと思うww
アニメの内容に関しては一期のレビューを参照してください(*^▽^*)
まず、太一の人間性について…
太一はとにかく周りを気にして自分の事は二の次に考えてしまう
また、自分の事を冷静に客観的に見てしまうことで自ら才能の壁をつくっていた…
それは同時に競技かるたの強い人(新)しか眼中にないちはやへの恋の諦めであった…
顔は相当なイケメンにもかかわらず恋に臆病になってしまった太一…
そして、遂にはちはやの傍にいるだけで良いと自分を納得させてしまう…
初めは自分の才能に溺れいじめっ子だった太一から
かるたを通して弱く脆くなった太一が二期で立派に成長していく姿に感動を覚えた!!
太一は決して【感じ】は良い方ではない
だからそこを自分の長所である暗記力でカバーしようとしていた
ただ、強い人と当たった時にどうしても自分の才能の無さばかりに気をとられ
競技かるたで一番大切な“とることへの執念”を忘れていた
そんな時の原田先生の一言はいつもぐっと心に響いた
恋に関しては、今の自分じゃふり向いてもらえないと感じ
とにかくかるたで強くなってまずは自分を見て欲しいと切実に願い必死に頑張っている
そして才能の壁にぶつかった際には
一旦はちはやの傍にいるだけで充分幸せだと自分に言い聞かせ頑張ることを諦めるが
やはり最後は〖好き〗という単純で強い気持ちから再び高みへ挑戦していく
そうして競技かるたの技術の成長と共にちはやへの恋心が強くなり人間的に成長していく所に感銘を受けた!!
僕個人としては新よりも太一と結ばれてほしいなと思っています(*´▽`*)
-ここからはプライベートな内容なので読まなくて大丈夫です-
僕は昔ナルシシズムな部分があったせいか
部活でも周囲にかっこいいプレーだけを見て欲しくて必死な姿を見せないようにと
勝利へのこだわりが薄れていた時期があった
そんな時に顧問の先生に言われた一言が僕の今後の人生観を大きく変えた
「お前はプロの選手か?…いつも周りに注目されているという誤った自意識は捨てろ
泥臭くてもいいじゃないか…勝利を目指してもがいている人間をかっこ悪いと思う人間は
自分が一生懸命頑張ってこなかった人間なんだよ…」
この瞬間から僕は良い意味で自分の自信を捨て何事にも一生懸命に取り組むことにした
このように誰かの一言がその後の人生を大きく変えてしまうというのは今でも非常に興味深く感じている
え~っ、最後の甘酸っぱい青春話は忘れてもらって…ww
このアニメはどのキャラに思い入れをもっても学ぶべきことが多く感動し
おそらく多くの方が百人一首を始めてしまうほどの影響力をもつ青春アニメなので
興味がある方はぜひ観てみてください!!(=゚ω゚)ノ
P.S.
最後に僕が共感した恋の現代短歌を一つ…
席替えを する度毎回 変わってく
窓の景色と 君との距離