「あらしのよるに(アニメ映画)」

総合得点
64.0
感想・評価
131
棚に入れた
758
ランキング
4052
★★★★☆ 3.6 (131)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.4
音楽
3.5
キャラ
3.6

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

よく分からない、これは難しい。

「おまえうまそうだな」とセットで見たが、内容は全然違った。
おそらく「ロミオとジュリエット」のような禁断の愛に似た「友情」物語と思います。
けど、私にはやはり「同性愛」にしか見えないですね。

適当に説明すると、山羊と狼という許されるはずもない関係で密会を繰り返し、ばれたら二人で逃避行、あるかどうかも分からない楽園を目指すお話なんですね。
そもそも山羊のメイには、台詞やその感情表現に中性的なところがあって、「同性愛」をイメージさせるには十分すぎる材料が揃ってるということもあります。まぁどっちでもいいけど。

あと、捕食被捕食の関係がどうも性的に見えますね(笑)
メイがお尻をフリフリさせながら歩いてるのを見て、ガブは「おいしそう、だけどだけど」と苦悩するわけです。仕方ないからガブは他の動物の肉をメイに隠れてこっそり食すわけだが、それに気づいたメイは不満そうに「わかってるけど、でもイヤなんです」と言います。そしてピンチに陥った時には「あなたになら食べられてもいい」とも言います。

何なんだろう、メイの態度にはいちいち不愉快な気分にさせられました。
メイはガブに全ての判断を委ねていて、確かにそれは強い信頼関係とも言えるだろうが、逆に言えばガブに葛藤の中で生き続けることを強いているとしか思えない。
それで頭お花畑なハッピーエンドにされても、何も解決してないし全然ハッピーに見えないから、どう受け取るべきなのかよく分からない。

禁断の愛かつ禁欲的な愛に美徳を見出しているんだろうか。
やっぱり私にはよく分からない世界だ。修行が足りない。

投稿 : 2013/08/23
閲覧 : 292

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