カズくん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最近では最高のジブリ作品!大人向けだよ
今、映画館で見てきましたw
多少、あにこれで感想を見ていったのですが・・・。
自分的には最高の出来だと思います。
飛行機、空を飛ぶことに夢を持つ少年!
しかし、少年は近眼で空を飛ぶのではなく、空を飛ぶ”飛行機”を作ることに夢を持ちます。
いろいろ制約はあったのでしょう?(心無い国による日本の右傾化批判等)
主人公の二郎の夢の中と現実が交差しながら話は進んでいきます。
戦闘描写もなく、軍人はほとんど出てません。
この映画で戦争賛美とか、軍国主義復活とか言っているバカ国は上映すべきではない!マジ腹がたちます(ーー;)
映画の感想としては”すばらしかった”
少年二郎の大空に対する憧れ!
夢の中で合う飛行機技術者のカプローニと邂逅します。
「今は爆弾をつんでいるが、いずれ人を乗せる飛行機をつくる!日本の少年、待っているぞ!」と・・
時代背景は不景気で暗くなりがちながら、空の澄んだ青さ、真っ白な雲、柔らくて優しい木漏れ日などの映像が暖かく美しくしていると思う。
そして菜穂子との運命の出会い!
自分の設計した飛行機が空中分解したショックを癒すために来た旅館?で昔、地震の時、助けた少女と出会う。
菜穂子との紙飛行機のやりとりなど微笑ましく、綺麗だったなあ。
菜穂子の「風があなたに巡り合わせてくれた」だったかな?
に少しグッときましたw
しかし、菜穂子は結核に蝕まれていて・・・
二郎の飛行機に対する思い。
二郎の菜穂子に対する思い。
両方共が画面を通じて伝わってきます。
菜穂子が自分の死期を悟り、二郎が91式(ゼロ戦の前身機)を完成させた後、誰にも告げず電車にのります。
91式の飛行大成功時、風がそれを告げたように二郎はあらぬ方向を見つめます。
黒川夫人の「行かしておやり!綺麗な時だけを二郎さんに見てもらいたかったのよ。」
切ない!切なすぎる!!
やべ~w涙腺が・・・
最後の夢の中での再開!おそらく死んでいるであろう菜穂子
の言葉「あなたは生きて!」
エンディングでのユーミンの歌詩でまたしても涙腺が~w
最近、涙もろくなりましたww
思いっきりネタバレしましたが許してくださいww