ninin さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
からのきょうかい 痛みの先にあるものは……
原作未読 約57分
異能者バトル作品
町の片隅でうずくまっている女子高生の浅上 藤乃をお人好しwの黒桐 幹也が介抱するところからお話が始まります。
このお話も猟奇連続殺人事件のお話ですね。
この作品も雨の表現が凄く綺麗でした。
今回は一章よりもバトルが迫力ありましたね。
過去への回想{netabare}(子供の頃の話と黒桐 幹也との出会いと思い){/netabare}がより一層、この作品の悲壮感を漂わせ,、人を殺すことは許されることではないけれど、{netabare}藤乃に対する{/netabare}人間を人間と思わない所業は異能ではなく、異常な人間達の所業で観ていて私も怒りを覚えました。
{netabare}
印象に残った言葉があります。
式の言葉「そいつは俺と同類だ。出会った瞬間に殺し合う」
それは式が藤乃が行なっている所業が痛いほど分かる故に発した言葉だと思いました。
{/netabare}
この作品は観ていてとても切なく感じましたね。
浅上 藤乃の役の能登麻美子さんの演技が凄いです。藤乃の心の(魂の)叫びが観ていて自分の中に取込まれる気がして震えが止まりませんでした。
この作品は一章や二章に比べて完結しているので分かりやすいですね。色々と少しずつですが分かってきました。
今回は特に殺されるところや死体が非常に生々しく凄惨な場面も多いので観る方は注意してくださいね。
ED Kalafinaが歌ってます。「傷跡」という曲名はこのお話そのものですね。
{netabare}最後に、式の笑顔にホッとして{/netabare}続けて第4章を観てみます。