だわさ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
これから、殺し合いをしてもらいます
甲賀と伊賀の忍者の精鋭10人ずつがバトルロワイヤルする話。
個性的な忍術を駆使して出し抜き合って殺し合うんだけけど
この忍術ってのがどうもおかしい。
幻術っつーか妖術っつーかもう完全に異能バトル。
それでも見れてしまうのは、二つ。
①闘うことではなく、「殺す」ことに特化している点において忍らしいこと。一部を除き概ね。
②忍術に強烈な個性を持たせているので、
その特性の相性や条件如何によって戦局が一変すること。
特に②。これこれ。
能力のインフレがしっかり防止されているのは好印象。
だが逆に主人公がしょぼry
あと死について割とリアルな描写があり少々グロイ場面もあったり、
少々エロスパイスもあったりする。(*゚∀゚)=3ハァハァ
最終的にスッキリはしないけど、
「殺し合いってのは結局、こうだぞ!」
みたいなのは地味に伝わってくる。
結論じみたことを言えば、
{netabare}「歯には歯を」では、歯が永久ループしまっせ!もうやめましょうや! {/netabare}
ってことだと受け取った。
基本的な構成としては、バトルの度に過去回想をはめこんで、
キャラに深み持たせたところで締め上げるっていうループ。
1クールじゃ絶対に無理だっただろう。
2クールでも、10人ずつ合計20人もいれば過去回想が少々めんどくさかった。
この辺りが若干な中だるみを生んでいる印象は拭えない。
5人対5人でキャラ掘り下げ重視にしたほうが良かったんじゃないかと密かに思っている。