月夜の猫 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
恋と人の存在定義。
前作同様の世界観で2年後の世界を描く。
序盤は新キャラの少女中心に話は進むが、
前作同様エピソード毎に視点が変る展開。
ストーリーの展開上、2年間の空白部分に
殆ど言及しないので先の展開が読み難く、
色々と交錯する情報を集めて謎解き等も
楽しめるような作りかな。
たった2年で色々変貌していて浦島太郎
の様な感覚にさせるSF的描写等も多い。
話数が1期の半分のせいかコメディ的な
エピソードのウェイトが多く感じる。
コメディを取り入れたり理不尽な描写を
伏線として放置したまま別のエピソード
で別の人の視点中心の展開になったり・・
苛っとしたりブレを感じてしまう部分も
ありますが・・後で外伝を視てすっきり
して下さいという作りかな。
外伝はその空白の2年を埋める内容なので
先に見ると2期の内容は理解しやすくなる
けど・・先が読み易くなってしまうので、
2期を先に視た方が色々楽しめると思う♪
2期は人・能力者・ドール・霊媒を隔てる
ものは何か?という部分を色々な人の想い
が交差する事で表現している感じ。
色々な形の初恋や恋愛他相手を想う気持ち
というのが多種多様に描かれていて楽しい。
少女の能力としてデグチャレフPTRD1941を
出す辺りは・・可也の趣味志向を感るけど。