退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
メモ
~TVスペシャル5作目~
お宝
武器密売組織『ショット・シェル』の財産
キーパーソン
カレン・クオリスキー
核物理学者にしてモスクワ大学の教授
{netabare}ある夜、ルパンと次元はヘマをやらかしてしまい、警官隊に追われてアジトのある建物に逃げ込む。パトカーに建物を取り囲まれ、外の様子をうかがっていた2人であったが、後からやってきた銭形警部の指示でパトカーはすべて退却する。さらに銭形は単身ビル内に乗り込んでくるではないか。
銭形の行動に不信感を抱いていた2人であったが、銭形は懐から酒のビンを取り出し「一緒に飲まないか?」と酒を勧めてくる。理由を聞くルパンに対して、銭形は1枚の紙を手渡した。ルパンがその紙の内容に目を通すと、
「銭形警部、貴君を7月23日[2]正午をもって、ルパン三世の専従捜査から解任する」
つまり、銭形をルパン三世専従捜査官から解任するというICPOからの通達だったのだ。
さらに銭形は、後任の捜査官には傭兵あがりのキース・ヘイドンが着任したことも伝える。ICPOがキースに出した指令は、「逮捕というのは建て前、生死は問わない」、つまり事実上はルパン三世暗殺指令だったのである。
ヤケ酒をあおって酔いつぶれた銭形を尻目に、ルパンと次元は銭形の持っていた令状の続きに、
「武器密売組織『ショット・シェル』の壊滅捜査を命ずる」
という内容を見つけ、銭形のためにショット・シェルを壊滅させると同時に、組織の資金もごっそりいただくことを計画した。 さっそく不二子と五ェ門を呼び寄せて、ショット・シェルを釣るためにロシアの原子力潜水艦「イワノフ」を強奪。さらにイワノフを操縦できるロシア核物理学研究所のカレン・クオリスキー教授も拉致して、ショット・シェルからの接触を待つ。
一路、北極へ向かったルパン達であったが、カレンは次元に何かしらの思いがある様子。そして、次元と2人きりになったカレンは、次元に銃を向ける。彼女によると、父親が次元に殺されたのだという。だが引き金を引こうとしていたその時、キースがヘリで奇襲してきたためにうやむやとなってしまう。ルパン・次元・不二子とカレン・五ェ門・銭形の二手に分かれた一行は、カレンらを残してイワノフを手土産代わりにショット・シェルの本拠地へと向かった。
ショット・シェルの経営者であるジョン・クローズは、東欧諸国が正規ルートで武器の輸出を始めたため、各国が買いたくても買うことができない核関連兵器に手を出すことを計画していた。そのために、ぜひともルパンと手を組みたいと言う。それを聞いたルパンが、手を組んで計画に協力する裏で、資金を保管している金庫を探し始めた頃、五ェ門がキースによって刺殺されてしまう。さらに次元もキースの手によって爆死し、残されたルパンもイワノフに搭載されていたミサイルで逃亡を図るが撃墜されてしまう。
ルパン・ファミリーはいったいどうなってしまうのか!? そして、捕らわれた不二子とカレンの運命は?
{/netabare}