しゅう さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
人間誰もが迎える結末に射した一筋の光☆
この話の始まりは終わりからでした。
「死んだ世界戦線」
つまり死んだあとの世界が舞台でした。
俺は、そんな初めてのシチュエーションに心おどりました。期待通り、ストーリー性は抜群で歌もよく、作画にもあまり癖がない傑作でした。
CLANNADやAIRなどを手掛けた麻枝准さんの作品は本当に感動を誘う。そして作詞家・作曲家としてもものすごい才能の持ち主だと改めて実感しました♪
地球上に生きとし生けるものすべてが最後にたどりつく場所「死」。その向こうには何が待っているのか・・・それについて人間のさまざまな考えや期待などが飛び交い、そのつどいろいろな説があげられてきました。「天国」や「地獄」を筆頭に、一般に知れ渡っているものや、個々に考える死んだ後の世界。この作品は、そんな不安だらけの死後に新たな可能性という光をあたえてくれました。
そして俺は、後悔はたくさんするだろうが、死んだ後まで引きずるような後悔をしてはいけないということ。そのためには今を精いっぱい生きることを学び、生きている素晴らしさを改めて実感しました。