おっさんばんび さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
これは観て欲しい。
物語としては、
東京(渋谷)を中心に、普通の男子高校生・藤島鳴海が、PCを駆使して情報を全て得ることのできる「NEET探偵」・アリスや、周りのニートたちと出会い、アリスが依頼を受けた事件を解決していく
といったところだろうか。
暴力団やドラッグなどの平凡な日常の裏が描かれており、現代的で東京ならではの空気感が感じられる作品だ。
ジャンルでいうと、ミステリーというのが正しいのだろう。
しかし、名探偵コナンのような‘事件が起こり、推理をし、犯人を捕まえ、平和になりました、めでたしめでたし’というような単純で典型的なミステリーというわけではなく、なんというか、「神様のメモ帳」という独立したカテゴリーとして存在している気がする。
物語も良かったが、キャラクターも良かった。
女性キャラで、ラーメン店を営むミンさんが個人的には一番好きだ。
ナイスバディに姉御肌、憧れる。
そしてなによりイケメンが多い(笑)
元プロボクサーで男らしい(cv松風雅也)
女性ならどんな人でも落とせるヒロ(cv櫻井孝弘)
暴力団の組長だが心優しい四代目(cv小野大輔)
関西弁で喧嘩っ早い平坂錬次(cv鈴村健一)
ドラッグ常習犯のトシ(cv立花慎之介)
ドラッグを精製している天才の墓見坂(cv日野聡)
一部、異論はあると思うけれども←
キャラでいうと、アリスをとりまくニートたちの活躍が少なかったように思うので、寂しかった印象はある。
上記のイケメンキャラでも分かると思うが、声優陣も豪華である。私得だった。
特に、立花慎之介さんの演技はリピートしてみてしまったところもあった。
OPはちょうちょさんの「カワルミライ」
EDは鈴村健一さんの「あすなろ」
※1話ではEDは洋楽ロック曲(MR.BIG「Colorado Bulldog」)となっている。
私はどちらも元々ファンだったので、正直いつも1話と最終話以外はOPEDをすっ飛ばすのだが、嬉しくて毎回観ていた(という個人の喜びはおいておいて・・・)。
個人的には、最終話のEDで鳥肌が立った。
泣きそうにもなった。
私的には満足度は非常に高い。
あにこれでの評価ももっと高くても納得だ。