エウネル さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
BGMと戦闘シーンがシンクロしすぎ。超カッコいい
この作品の見所は綺麗すぎる作画です。最後の戦闘シーンはBGMも素晴らしいので綺麗というより美しいと感じてしまうほどです。あれを見てしまうとそこまで作画に力を入れていない戦闘シーンは茶番に見えてしまうでしょう。
この作品が空の境界の第1章ですが、1章から4章までの時間軸はバラバラです。時間軸は2,4,3,1章の順番です。なので1章だけを見てもわからない部分がたくさんあるかもしれません。
空の境界のメインキャラクターは
両義式(りょうぎ しき)、黒桐幹也(こくとう みきや)、黒桐鮮花(こくとう あざか)、蒼崎橙子(あおざき とうこ)の四人です。
第1章では戦闘をする両義式の能力が説明されていないため「何でだよ」と思うところが多々あるので説明しておきます。特に能力を隠してるわけではなく2,3,4章で説明しているので、時間軸的に1章では解説が無くなってしまうんです。
{netabare} 両義式は2年前に事故で昏睡状態になってしまったが、奇跡的に目を覚ましました。だが生と死の境界に長時間いたので、式は「死」というものが理解できるようになり、「死」を見ることのできる直死の魔眼を開眼してしまいます。式は直死の魔眼で万物の死を見ることができるようになり、あらゆる生物や物体、霊体の「死の線」を切りつけて殺すことができます。また3章で左手を失い、今は蒼崎橙子が作った霊体を掴める義手を着けています。 {/netabare}
正直、第1章だけでは式の能力以外にも情報不足な部分が多いですが、4章まで見れば必ず理解できます。
注意点としては空の境界は絵が綺麗すぎるのに、人の生と死、殺人についてなど非日常なことをテーマとしているため、少々不気味な雰囲気とグロいシーンがあるので、苦手な人はやめておいた方がいいかもです。
僕はこの作品のキャラも気に入っています。式は着物に赤い革ジャンを羽織るという珍しい格好ですが、これがとてもカッコいいんです。僕のクールでカッコいい女のキャラNo.1です。
この作品はアニメだから楽しめる綺麗な絵と美しい音楽、非日常のストーリーのすべてがレベルの高いものとなっていると思います。見なきゃ損です。