ようす さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
さあ,刀語のレビューを書くのだ!ちぇりお!
「化物語」と同じく,西尾維新さん原作の話です。
化物語が大好きな私としては,見なければ!と思っていました。
*化物語とはストーリーも登場人物も一切関係ありません。
全12話。
ただし,1話が50分ぐらいあるので,24話分のボリュームがあります。
●ストーリー
伝説の刀鍛冶・四季崎記紀(しきざき きき)が残した12本の刀。
虚刀流と呼ばれる,刀を使わない剣士・鑢七花(やすり しちか)と奇策士・とがめの刀集めの旅を描いた物語。
簡単に言うと,12本の伝説の刀を手に入れることが目的です。
1話につき1本の刀がメインとなります。
原作では1冊(1巻)につき1本の刀がメインなので,
1話あたりの話の中身はぎゅうぎゅうです(笑)
「…あれ,今日ほんとにこの話終わるの?」と焦ることも何度かありましたよ(笑)
つまり,それだけとても見ごたえがあったということで。
12本の刀を集めて,めでたしめでたし…となるのかと思っていたら,大間違い。
数話見ればわかると思いますけど,
「え,ここでその展開か!?」とびっくりする場面がたくさんあります。
11話からはその最終形態でした(笑)
…これ,12話のオチ予想できた人がいたら教えてください。
私は最初から最後まで作者の考えを先読みすることはできませんでした。
●キャラクター
刀の所有者だったり,刀に関わる人だったり,
毎回いろんな登場人物が出てくるのは楽しみでした。
しかし,毎回誰か死んでますけどね(汗)
血や殺し合いが苦手です…という方にはあまりおすすめできないかな^^;
●作画
絵を見てもらえればわかると思いますが,少し特徴があります。
昔話のような作画。昔話のようなナレーション。
人物には少し違和感も持ちました。
でも,1話が終わるころには慣れるはず。
作画は話数が進むにつれて,変わっていきました。
絵だけで見るのを遠ざけているのは,ちょっともったいないかな。
●音楽
OPは前半と後半の2曲。
EDは,毎回変わります。
毎回曲が変わるのは個人的にあまり好きじゃないんですよね。
(覚えきれないからというのが1番の理由ですけど。笑)
でも刀語はそれぞれの話で,特徴がしっかり出ているので,それに合わせたEDというのはよかったですね。
特に,12話のEDが好きです。なんと最終回にふさわしい。
【前半OP「冥夜花伝廊」/栗林みなみ】
好きです。
曲も好きだけど,栗林さんの歌声や歌い方が好きです。
かっこいい曲です。お気に入り。
【後半OP「刀と鞘」/ALI PROJECT】
正直,初めて聴いたときには,「なんで変えてしまったんだー!」とショックでした。
しかししかし,何度か聴いているうちに,これはこれで刀語に合っている曲だと思いました。
歌詞に味が出ていていいね。
「覚悟しいや。」←このフレーズが好きです。笑
*以下,注釈。
ちなみに,上に書いたOP・EDは,本放送のものです。
ノイタミナ版は,OPもEDも(どちらも1話から12話まで同じものを使用)異なります。