やっぱり!!のり塩 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
公安9課の芽吹き!!新時代の幕開けが待ち遠しいキタ━(゚∀゚)━!
■評価
ストーリー : ★★★★ 4.0
演出・構成 : ★★★★ 4.0
作画・映像 : ★★★★ 4.0
声優 : ★★★★ 4.0
音楽 : ★★☆ 2.5
キャラ : ★★★★ 4.0
■ストーリー
公安9課設立までの前章譚となる話になります。
陸軍501機関に所属している草薙素子は自身の上官で
あったマムロ中佐が何者かに殺害された事により
現上官であるクルツの元で独自の捜査を行います。
一方、公安の荒巻も旧友であったマムロ中佐の事件を
捜査していくうちに草薙素子を中心としてあらゆる事件が
発生している事をつきとます。
そして次第に草薙は事件の真相をしる事になります・・・。
■感想
あえて敷居を下げて比較的さらっと見れる良作に
仕上がってますね☆
SACシリーズでは至近未来、電脳犯罪、政治犯罪などを
複雑に絡め合わせて物語を巧みに構成していましたが
今回は比較的に現代に近い世界観で
シンプルな謎解きとフィジカル面での戦いを中心に
描かれています。予想に反して1話完結+謎を残した
構成になっています。
ちょっとビッ栗( ゚Д゚)!!な構成。
個人的にはストーリーはもっと複雑でも良かったですが
ARISEの場合は公安9課がなぜ出来上がったのかその過程を
みせる事と少佐と9課メンバーとの出会いがきちんと
描かれている事がこの新シリーズの趣旨だとおもうので
おおむね満足のいく出来栄えです。
まだ青臭い少佐(まだメス猿でメスゴリラではない)や
トグサ、バトー、パズが9課に入る前にどの様な所に
所属していたのか改めて描いてくれる事や
電脳にハッキングされた時のあたかも視聴している
自分自身も同じ体験をしているかの様にみせるノイジーな
演出は新しくて好きです。(ライゾーとのくだり部分)
まだ登場していないメンバーがいるので次回以降での
新たな出会いと残された謎をどの様に物語を展開していく
のか脚本担当の冲方さんに期待したいです!!
{netabare}
冲方さんの小説でクルツという名前を聞くと・・・
ベルセルクの蝕並みの衝撃を受けたことを覚えているので
ドキドキです。
{/netabare}
ただ今回一番残念だったのは音楽が非常にしょぼい事です。
コーネリアスは昔から嫌いでしたが、さらに嫌いに
なりました。(*`゚Д´)ノ ゼッコーモぉぉぉン!!
清潔だが無味無臭のただの音!!で作品に何の華も与えて
いないです。
菅野よう子さんの音楽が素晴らし過ぎたのですかね・・・。
どうせ変えるならブンブンサテライツにお願いして
ほしかったorz
総じて、まだ続きがあるのでシリーズ全体の評価は
できないですが、攻殻好きな自分にはたまらんシリーズと
なりそうです★
追伸:誤ってBorder2の方に誤ってレビュー投稿して
シマウマした。
なんども申し訳ありま千円m(_ _)m