disaruto さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「光り輝く素敵な毎日が、私たちの“始まり”に繋がっているんだねえ…」「恥ずかしいセリフ禁止!!」「灯里先輩、でっかい恥ずかしいです。」「あらあら、うふふ♪」
制作はハルフィルムメーカーで原作は漫画です。原作既読。
ジャンルは日常系ファンタジーです。
監督は「カレイドスター」「たまゆら」の佐藤順一氏です。
ここのユーザーさんでも通り名つけている方多いですよねw
テラフォーミングされて水の惑星になった火星、アクア。
一人前の観光水先案内人を目指して地球からやってきた水無灯里の周囲の日常と成長を描く。
まず初めに、私は原作が大好きな「ARIA」信者です。
だから点数が甘いw
長いしなあ(4クール+OVA)ということで見ていなかったのですが、概ね高評価なので見てみようと決心しました。
本作の主要人物は6人です。
「ARIAカンパニー」に勤める主人公の灯里と先輩のアリシア。
「姫屋」に勤める藍華と先輩の晃。
「オレンジぷらねっと」に勤めるアリスと先輩のアテナ。
灯里の異文化交流とそれぞれの人間関係・交流が本作のメインになっています。
原作とオリジナルが混ざっていますが、全く気になりませんでした。
とても心が暖かくなるゆったりなエピソードがいっぱい。
本作は日常系ですけど日常系ではないところがミソです。
「けいおん!!」とかもそれに近いですよね。
そちらは高校なので分かりやすいですが、本作はそれが分かりにくい。
確たるストーリーがあるのですが、終盤になるまでそのことを忘れているw
ちょいちょいファンタジーも入ります。
本筋にはそこまで関わってきませんが、日常一辺倒だと飽きが出る。
まあ猫さんも可愛いので癒されます。(私は猫アレルギー)
本作のアニメとしての売りは、ずばり「音楽」でしょう。
BGMがずば抜けて良いです。
「たまゆら」でも書きましたが、寝る前に見ると快眠できる感じです。
さすがヒーリング系アニメと言われるだけのことはあります。
作画に関しては全体的にパステル調の色使いが多いですね。
これまた癒されます。
場所が大きな意味を持つ作品なので、風景はなかなか優れていました。
でも、人物作画は全体的にそんなによくないのがネック。
総括して、もっと早く見ておけばよかったかもと思ってしまいました。
想像以上の出来ですね。
続きも見ていきます。
恐らく、原作通りならば三期の最終回で{netabare}アイちゃんは「ARIAカンパニー」に入社しますよね?
原作では不意に入社していたので、第一話でオリジナルを入れたり、メールのやり取りをアイちゃんにしたのは良改編だと思います。{/netabare}
「壮大な伏線」の一つです。
どうでもいいですが、声優さんに私の好きな方が多かったのもポイント高いですw
斎藤さん、広橋さん、水橋さんと勢揃いw
あと同作者の「あまんちゅ!」もアニメ化したらぜひ見たいです。