メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
キャラクターの弱さが致命的なのかも。クライマックスがないままに終わる。
ピントがどうもあわないというか、キャラクターに面白さが足りないのですね。ひとりひとりは、名前コンプレックスやブラコンだったり、ぬいぐるみの課長だったり、コスプレ好きの臨時職員だったりと面白くなっても不思議ではないのですが。
最後までみましたが、なんとなく残念で。続きをみたいとは思いません。義務感で見通したようなものなので。
{netabare}
▲ルーシーの動機が軸になるはずが他のエピソードに埋もれ気味
▲ちゃら男がルーシーにわりと簡単にほれてしまい。ひねりがない。
▲デートイベントなどが盛り上がりのないままに終わってしまったなど
{/netabare}
演出、脚本などの問題なのでしょうか。そもそも区役所という舞台がそんなに面白くないのかもしれません。
余談{netabare}
WORKINGの続編のほうがみたい。4話まで通して更にその思いが強くなりました。
作品そのものが違うのですから、そんな話をしても仕方ないのはわかっていても、同じ原作者なら、WORKINGのほうが力強いと1話目から感じてしまったのです。
以下興ざめ。
山神ルーシー(略)の地方公務員になった動機を{netabare}達成するのは、公務員になる必要はない{/netabare}のではと一話で気づいてしまうと残るは、区役所をめぐるドタバタやラブコメ的な要素しか残らなくなるような気がしました。
長谷部豊については、公務員の公務員的体質を代表させているキャラクターのようですね。だけれどもそれだけでもなさそう。それに、本作は実際の公務員とは無関係だと主張していますから。それでも、この仕事に対する熱意の不十分さにどこかむかつくのです。与えられた仕事を処理するだけっていうのは、どうなんだろう、と考えてしまいました。(と、真剣にむかついてもフィクションですから。)
面白くないわけではないし、悪くもないですが、びみょーです。お役所モノというより、ひとつの職場のコメディと考えたほうが気が楽かもしれません。{/netabare}
{netabare}臨時公務員・アルバイトの話なんか出てきますけど、収入の絶対的な差を考えるとそう綺麗ごとでは済まない気がします。 {/netabare}