三崎鳴 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
宮崎駿の生み出した不朽の名作
アニメ映画業界で名高いスタジオジブリの第1作目でありファンの間ではジブリ最高傑作とも囁かれる。宮崎にとっては初の完全オリジナルアニメ作品となった。作画/ストーリー/音楽において多方面で高いクオリティを誇り今この時代に見ても古臭さを感じない。宮崎が得意とした冒険活劇の特徴をうまく生かしているのではないか、ストーリーの運びやテンポに見やすさを感じる。何回も見直しても飽きを越させない、時代を超えても語り継がれるその出来は傑作という言葉一つではくくれない程。あらすじは以下の通り(wikipediaより引用)。
ある夜、飛行中の飛行客船を、海賊ドーラ一家が襲撃する。政府特務機関に捕らわれ客船に乗っていた少女シータは、混乱に紛れて特務機関の指揮官であるムスカ大佐を気絶させると、彼の懐から青い石のペンダントを取り返す。窓を伝って逃げようとするが、賊に見つかり、驚いた拍子にシータは客船から転落してしまう。雲間を落ちていく中、気を失った彼女の胸にかかっていたペンダントの青い石が突然光を放ち、シータは光に包まれゆっくりと降下していった。鉱山町で働く少年パズーは、青い光とともに空からゆっくりと降りてきたシータを助け、自宅にかくまう。一夜明けパズーは、シータの行方を追うドーラ一家や政府からシータを守り逃走を図る。パズーの亡父は冒険家だったが、かつて、空に浮かぶ城「ラピュタ」を見たという。そこにはラピュタ人(らぴゅた・びと)が住むといわれている。シータがラピュタ人の子孫であることと、シータ が持っているペンダントの石は「飛行石」(ラピュタ人が使っていたといわれる伝説の石)であることを知るに至って、パズーはラピュタの実在を確信する。だが、その直後に政府の軍隊が現れ、2人は捕らわれてしまう。シータを再び捕らえたムスカは、シータに、かつて空から落ちてきたという壊れたロボットを見せ、シータがラピュタ王家の末裔である事を伝えると、パズーの命と引き換えにラピュタ到達への協力を迫る。失意のうちに解放されたパズーだが、自宅で待ち受けていたドーラ一家と鉢合わせ、シータ奪還に向かう事を決める。---