退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
平安だけどアメリカンコメディテイスト。
オープニングのノリのよい歌。
「誰かが言ってた貞操から 裸足のままで飛び出して」
平安の自由な恋愛をテーマにしているらしい…
半端にまじめな私は楽しめるだろうか。
ーあのとき、ああしていたら。
別の道を選んでいたら。
私は間違っていたのかしら。
でも、その思い出があるから、今の貴方があるんですよね。
だからこそ詠める唄が、ある。
そんなことを語りかけてくれる、家族でも恋人でもない男友達。
彼らは私の恥かしい過去も知っていて、バカ騒ぎしていると若い頃と変わらない気持ちになれる。
ありがとう、私、また私の道を歩いていけるわー
顔形のはっきりスッキリしたガタイもいい美男美女が、自分の心情を上手いこと表現できて語り合えて、落とし所をみつける、何かに似ているーこの感覚。
あれだ!
アメリカのコメディドラマ。ビバリーヒルズとかフレンズとか。(古い?)
セクシャルアイデンティティがおおっぴらな感じとかも。
登場人物皆、うまーく心情がセリフで的確にまとめられて伝えられているのが、アメリカドラマ的で、その饒舌さがよくも悪くもという気もします。
{netabare}
紫式部の友人の話。
(私は腕っぷしで男に勝つ!あなたはその文才で活躍なさいな!と朗らかに言っていた親友が、妙齢になると結婚に走る。家柄も厳選して利己的に決めて。しかし時は経ち、都に訪れたはずの親友が会いに来てくれない。何故?物陰から見守ると、幸せな結婚生活ではないのでこんな姿を見せられないと思っている様子。)
「いやいや、旦那さんの浮気のことはとりあえず置いといて、自分のできる目の前のことに一生懸命になってみたらどうかな。子供がそばにいる時間なんか人生中わずかだし、きっと子供と今しかできないことはいっぱいあるよ。過去の理想と違ってたっていいじゃない。きっと男性の視聴者は結婚に逃げたバカ女様ァ無いって思ってしまうんだろうなあ…、でも、そんな愚かさはだれにでもあるよ。」とか自分の友達でもないのに、私はタラタラ心配したんですが、
紫式部は「そうよ、女の強さを書きたいのよ!いつか彼女がみててくれるかも」って、視聴者が納得するようなアメリカンな饒舌さで語っていた。親友の悩みが、この一話限りのよくある哀れな女の生き方として、自分の仕事のモチベーションの布石として駆け足で使われてしまっていた。
気にしなきゃいいんだろうけど、若干デリカシーに欠ける気もしました。 {/netabare}