◎TARGET さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ジブリ作。高知が舞台の学園青春アニメ
❏総評
望月智充監督。1993年作。
宮崎駿意外のジブリ作品の中ではイケてる部類の作品。
ジャンルは学園青春モノ
ネタバレしない程度に簡単にあらすじ。
主人公は杜崎拓。高知の高校に通う高校2年生の平凡な学生。
そして、彼には松野豊という戦友とも言えるような親友がいた。
そしてある日、東京からワケありで転向してきた女の子がいた。
彼女の名前は武藤里伽子。容姿端麗、学業優秀、スポーツ万能だが、
なかなか周囲に心を開かないせいで、彼女はやがて孤立していく。
そんな中彼女に思いを寄せる親友の松野豊。
また彼女に思いを寄せていることに気づかない杜崎拓。
不器用な高校生たちの、ちょっぴりほろ苦いラブストーリー
❏時代背景
原作の連載開始が1990年なので、恐らく主人公達は1970年前後に
生まれていると推測する。彼らの青春時代は今とは正反対で
日本はバブル真っ只中。特に東京は札束が飛び交っていた時代である。
今見ると武藤里伽子はかなり意地悪な印象なのだが、
そのような時代、里伽子のようなタカビーな女は割と
そこらへんに普通にいっぱい居たのではなかろうかと推測する。
そういう典型的な都市部のスレた女の子が、純粋な子が多い高知に
来ることによって生じるギャップがこの作品を面白くしている。
ちなみに、髪型が皆80年代なので今見るとちょっと古く感じる。
きっと放映当初「武藤里伽子」はイケてた部類だったのではないかな。
❏高知の人へ
東京の人は、高知の人をバカにしたりしてないので
「武藤里伽子」の暴言を真に受けないようにw
❏最後に
ジブリ作品好きな人は絶対に見てください。