退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
死なないこと
2006年作品
ラノベ半分読んだところ我慢できなくなくなりアニメ見る。
全6話視聴
重い心臓病の少女里香と少年裕一が恋をする物語。
もうね…大体のアニメって一話見たらそのアニメと自分との相性がわかるでしょ?作画なりセリフなり声優さんの声だったり。そして見続けるか否か?見続けるならば相性がいい。それじゃあどういう物語なの?事前知識でこのアニメはどういう路線なのかわかっているでしょう?(以上自問自答w)
重い病気の少女、恋物語、ストーリーの長さ。
中盤見るのが辛いよもう…
見終わったらたぶん泣くんだろうな…
{netabare}
手術に踏み切った里香は短命と言われながらも最終話では死なずに回復した姿を見せている。裕一と仲睦まじくしている姿も嫌いじゃない。いい意味で裏切られた。泣くと思ってみたものの泣かなかった。彼女は死ぬと思っていた恋の結末。「儚さ」で締めくくると思いきやしてやられた。
ラノベには宮沢賢治などの文学作品が数多く登場する。二人の恋を引き立てているのがとてもいいんだが、アニメではその表現が少ないのは少しがっかりだ。6話と短いから詰め込むのはしょうがないけど。
恋愛を興ざめさせてしまうエピソードも多い。死んだ爺さんから受け取ったエロ本を裕一が隠し持っていたことに里香が怒る。数日口聞かない。早く許してやれよw
看護婦亜希子の友人が自暴自棄になった裕一と一夜を過ごそうとけしかける。土壇場で止めが入る。里香にバレたら病状が悪化するから黙っとけよとか、陳腐なのだ(きれいなままのストーリでいいじゃないの)タイトルのエピソードもなんか情景を言ってるに過ぎない。少し残念。
{/netabare}
でも見てよかったと思う。里香の愛らしさ、裕一の決意がこのストーリーをいいものと感じさせてくれた。見終わって寧ろ清々しい気分なのだ。