ローズ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
粒あん・こしあん……それは餡子∑(`□´/)
人の役に立つため海外でボランティアをしていた主人公。
『戦場で歌う会』というボランティア集団と一緒に行動するようになる。
紛争地域のため治安が悪く、主人公や『戦場で歌う会』が乗っている車が襲撃されて、主人公は致命傷を負う。
死んだと思われた主人公と因果が出会い、行動を共にするようになる。
現在と過去(海外ボランティア時代)の時系列がバラバラにされています。
主人公と因果が出会った過去と探偵となり事件を解決しようと行動している現在を区別しなければなりません。
因果と別天王の姿で判別するのが分かりやすいでしょう。
霊的な存在の因果が何をしたいのかが本作品で分かります。
因果の目的は、人間の本音を食べる事。
人間の本音=御魂(みだま)として表現されています。
一度は主人公に憑依して仲間の御魂を得ていた因果ですが、自決した倉田由子(くらた ゆうこ)へと うつります。
最高の御魂を与えるという条件と取引することによって、主人公と因果の関係が固まります。
別天王の言霊による人間を認識させる能力は強力。
その言霊の強さ故に間違った言葉で命令すると致命傷になる事が分かります。
レビュー中に主人公・結城新十郎(ゆうき しんじゅうろう)の名前を出さなかった理由は本編で分かります。
観なければ分からない、という事です。
重要な事かどうかは判断しかねますが^^;
因果や別天王の能力や海勝麟六(かいしょう りんろく)の立場などが分かるので、「UN-GO(TV版)」を理解しやすくするための作品と解釈すればいいと思います。
本編の設定説明 というのが分かりやすい説明でしょうか。
これから「UN-GO」を観る人や「UN-GO(TV版)」しか観ていない人に向けての作品。
「UN-GO」自体の評判を聞かないのが、いささか気になるところです^^;