くろゆき* さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
チチと亀仙人の「戦闘力」は互角
原作の17巻の其之九十五話から42巻までアニメ化しておりここからサイヤ人編へと
突入していきます。ここのサイトを最初に知った時、こちらの評価をたくさん拝見してきましたが、意外と肯定的な意見や否定的な意見が両方あって驚きました。
とはいえ、肯定的ではない方の意見の方が結構参考になりましたね。
こちらはある意味、今のONE PIECEでもあるあらすじが長かったり戦いや
見つめ合うシーンなど俗に言う「引き伸ばし」の原点でもあります。
しかし、子供の頃、レンタルで全部見た自分は全くそうゆう風に感じなかったし、
純粋だったのでむしろどうなるんだろう?って普通にワクワクしていました。
そんな訳で自分なりのドラゴンボールZという作品がどうゆうアニメなのかを
自分なりの意見で語っていきます。
【概要】
物語はサイヤ人編.ナメック星編(フリーザ).
魔凶星編(ガーリックJr).「アニメオリジナル」
人造人間編(セル).あの世一武道会編「アニメオリジナル」.魔人ブウ編の
6つに区切られており、それぞれの名シーンはほとんどの人が知っているのではないでしょうか。また、アニメオリジナルエピソードもあり、サイヤ人は9話から16話。
ナメック星編は41話と102話。人造人間セル編は124話.125話.170話.171話.174話の5つで魔人ブウ編は202話.203話.274話.288話の4つです。
また、TVスペシャルとしてバーダックと未来トランクスのお話に総集編があります。
また、原作がアニメに追いつくことを防ぐための手として鳥山先生が書いた裏設定のアイデアメモを参考に以下の設定が付け加えられています。情報:wikiより。
●サイヤ人とツフル人の歴史
●プロ野球の助っ人選手としてアルバイトをするヤムチャ
●天津飯や餃子を追いかけたいがカリン塔に登れずウパたちに八つ当たりするランチ
●2人に分身して特訓するピッコロ
●蛇の道で雲を千切って食べる悟空
●蛇の道の下にある地獄の様子
●蛇の道の途中にある宮殿にいる蛇
●栽培マンの裏設定
【ドラゴンボールZの魅力(評価)】
★物語を盛り上げるオープニングとエンディング★
影山ヒロノブさんはこのZで初めて知りましたがCHA-LA HEAD-CHA-LAは
いつ聞いても元気の出る曲です。とびきり全開パワーは逆再生すると
どれだけの人がこの曲を作ったのかかが分かるメッセージが入っているということでも
知られています。まぁ僕たちは天使だったの方が好きですね。
WE GOTTA POWERも同じく名曲です。夢中になれるものがいつか君をすげえ奴にするんだ。は格言と言ってもいいでしょう。
★バトルシーンや挿入歌★
迫力(4倍界王拳悟空のかめはめ波vsベジータのギャリック砲)
野沢雅子さんを筆頭とする声優陣の熱意籠った演技 (クリリンのことかーーーー)
悟飯の超サイヤ人2への覚醒(運命の日 魂vs魂)
演出(フリーザが最終形態のなった時の静けさと得体の知れない恐怖感)
バトルシーン(超サイヤ人悟空vsセルとの戦いのド迫力)
など、挙げるだけでもこれでもかというぐらいいくらでも語れるのがドラゴンボールZ
の凄いところです。この頃の少年はほとんどドラゴンボールの話をしてたという逸話も
ありますからね。ドラゴンボール改では悟飯vsセルのかめはめ波のシーンでの光の
テカテカがなく、ポリゴンショックの影響もありますがZでは光がテカテカしており
逆に迫力があります。そして、この頃の筋肉の描き方も好きで物凄くぶっといんです。
かっこよすぎるぜ。
★アニメオリジナルの印象深いシーン★
一番は有名な悟空とピッコロが免許取得の為に自動車学校に行くシーンですが、
ハンドルを切るという言葉に悟空はハンドルを壊してしまいました。
なんだかんだ言ってちゃんと免許とって悟飯達をドライブに連れていくんですけどね。
あとは悟空と桃白白が再開したシーンも印象的でした。ギニュー特戦隊と戦う天津飯達の活躍は嬉しかったのを覚えています。
★デザインセンスと声優陣★
フリーザ.セル.魔人ブウなど明らかに誰にも真似できないであろう唯一無二のキャラクター達や悟空達の存在感がこの作品の一番の原動力です。フリーザは中尾さん。セルは若本さん。魔人ブウは塩屋浩三さん(グルドもこの人)で最終的に言うとこの2つの要素があったからドラゴンボールZはドラゴンボールシリーズの中でも一番の存在感を保っているのだと
思います。
悪い点を書いている方たちの評価を見てて思ったのはその悪い点を吹き飛ばす程の力をこのドラゴンボールZは持っていると思います。
とはいえ、一度は見ておいてほしい作品ですね。無印からZに見るのがおすすめの順番です。悟空のようなワクワクする心は今の少年少女にも知ってほしいぐらいでどんな時でも悟空のようなワクワクする気持ちが人を無意識に引き付ける
それがドラゴンボールという作品の最大の魅力です。
しかし、ドラゴンボールというのは悟空達の闘う姿に憧れる作品だと思います。もちろん人柄にもです。
自分だけでなくこれだけの人がはまったというのも鳥山先生の圧倒的なパワーと東映アニメーションのスタッフ方の努力による賜物でしょう。
長いのは欠点かもしれませんがしっかりと原作の最終回まで放送したことに敬意を表します。