あきちー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
正直、準名作かな?
まず、自分はジブリ作品は全部見ていまして、一番好きなのは「天空の城ラピュタ」「耳をすませば」が好きです。
世間のレビューを見て、
実際自分で見て言われているほど、庵野さんの声優は気にならず、(自分はそのうち、‘‘味‘‘になりました)それより、特殊音が人の口で録音しているがバレバレで違和感バリバリ!
見ていて途中何度か、「がくっ」となりましたwww
本編は、序盤、少年期~青年期、となりますが、演出的には最初の方は4℃作品ぽかったです。
現実~夢、現実~夢と言った感じです。
(パーフェクトブルーや千年女優ほどではないですが・・)
この夢のシーンにカプローニが出てきて結構重要なキーとなりますが、世間のレビューでは「要るのか夢のシーン?」と言ってる方もいましたし、見てつまらないかも知れませんが、寝ないで頑張ってみましょうww
そして、中盤からは
・飛行機設計の夢(仕事):堀越二郎物語
・恋愛 :堀辰夫物語
と二本の柱がドンと立ちます!
(ただ、中盤~終盤も、多少の起伏はありますが淡々と物語は過ぎます)
ラストは結構恋愛方面でグッときます。
が、しかし、最後の最後が淡泊!!
せっかく、二本柱がしっかりして、しかも結構恋愛方面で淡々としながらグッとくるものがあるのに、最後が淡泊とは・・・
(音楽で言うならサビ前で曲が終わった感じ。)
二本柱でドーンと落としたり(悲しませたり)
ドーンと上げたり(喜ばせたり)
すれば解り易いのに・・・
結局、尺(時間)が足りなかったのかな~?
ちなみに淡々と物語が過ぎるのは史実に少し基づいて描かれているせいかもしれません。
惜しい!非常に惜しい!!と感じました。
あと、ジブリでは意外にキスシーンが多いですwww
カップル・夫婦で見に行くことをオススメいたします。
注)この作品はジブリ作品らしくない作品です!
ラピュタ、紅の豚、もののけ姫、ナウシカなどのような壮大なファンタジー作品ではありません!!
(紅の豚、のような男の夢はありますが・・・)