「戦勇。(第2期)(TVアニメ動画)」

総合得点
61.0
感想・評価
265
棚に入れた
1455
ランキング
5622
★★★★☆ 3.4 (265)
物語
3.4
作画
3.2
声優
3.7
音楽
3.3
キャラ
3.6

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ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見た感じ

■概要

 TV放送を視聴。原作のニコニコ静画は未視聴。勇者が魔王を倒しに行く話の続編。

 世界に不穏な空気が流れ、その原因が封印した魔王の復活にあると考えた王は勇者の子孫に討伐を命じる。

 視聴前の期待度は3段階で★★と普通。続編なので1期の雰囲気がどこまで引き継がれているかが木になった作品。

 本作品は山本寛監督×Ordet × LIDEN FILMS制作×横手美智子脚本で、1クール全12話で構成されている。

 OPはタイトルのみ、EDは下野紘が歌唱を担当したポップ調の明るい曲で、ほんわかしたコメディにはよく合っていた。

 原作は全三章から構成されており、アニメでは第一章を分割しているため1期から順に見ることが必要。


■主な登場人物

 主人公
  戦いよりもツッコミ能力の方が高い気がする勇者。

 サポート
  勇者を補佐する存在のはずが今は苛めることが生甲斐。

 魔王の孫
  封印された魔王をおじいちゃんと呼ぶ幼女。


■感想

 作品を全編を通した感想は、予想の範囲内の面白さで1期の雰囲気を引き継いだコメディに仕上がっていた。

 コメディ作品だがサーバント×サービスのような現実味のある作品ではなく、「うぬの・・・兄じゃ!」的な超展開が許される雰囲気の作品ではあるので、張り詰めず気を抜いて見られる。

 ツッコミがメインの主人公だが、特別台詞が多いわけでもないのにかなりのボケを拾えていたのは、多分ナレーションも凄かったのだと思う。終盤まではシリアスな展開になりそうな時には空かさずネタが入り空気を和ませてしまう。

 登場人物は多過ぎる訳ではないが、尺が短いため展開が早く少しだけ覚え難い。見直すことは容易なので、覚えられなかった場合でもきちんと調べて覚えながらもう一度見ることも出来るのは5分コメディアニメの良いところだと言える。

 最終話が終わった時点では全三章構成の第一章が終了したところだが、雰囲気が変わっていない3期なら見たいという気にはなる作品だった。


■作品の傾向

 コメディなうえ勇者が魔王を討伐に行く話なのに魔王は殆ど出てこないので類似作品の選定は難しい。

 コメディと勇者と魔王繋がりで「はたらく魔王さま!」が近い気もするが、ハッキリと違い過ぎて無理矢理ぽくなる。


■蛇足:{netabare}

 下野紘は主人公キャラの声を担当することが多いのに、最近はすっかり駄目キャラの声のイメージになっている。

 本作品の主人公もそうだが、カレイドスターのケン・ロビンス、バカテスの吉井明久、はたまおの漆原半蔵・・・

 一応普通のキャラをやっていることも知ってはいるが、そういう人がうたプリのキャラって、個人的には想像し難いものがある。
{/netabare}

投稿 : 2013/10/03
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サンキュー:

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