日本太郎 さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
あなたの周りの花に
私ほどのあの花プロになるとシークレットベースのイントロだけで泣ける、イントロを聞くと1話から最終話までがフラッシュバックし物語が駆け抜けていくのだ。
フランダースの犬のラストシーンが強烈なイメージとして残るように、この作品は物語が強烈なイメージとして残っている。
泣ける設定のあざとさに絶対泣いてやるもんかとお尻を掻きながら見始めた私だが、最終話は正座してオロローンとハクション大魔王のように成り果てていた。
負けた、負け続けの人生にまた負けが記された。
泣けた、自己中・わがままな自分に泣けた。
仲間と呼べる人達がいるなら、1つ1つの花をもう一度よく見てみよう、そんな気持ちにさせてくれる作品です。
ぼっち?ぼっちはしらんけど。
{netabare} 幼き6人の仲間、仲間の1人が亡くなりそれをきっかけに心が離れる5人。亡くなったメンマが高校生になったじんたんの元に現れるところから物語が始まる。メンマの死を色んな思いで抱える5人。この物語のいいとこは5人だけでなく、メンマの家族・じんたんの家族が抱えるものも描いてるところ。10話でメンマの願いが叶うと見せかけ、本当の願いはじんたんの母親の願いと明かされる最終話はやられた。そしてもっと本当にメンマが願ったこととは・・・ {/netabare}