
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
夢と夢、終いに夢物語。
90分程度の映画。
睡眠時に見る「夢」の世界を映像で見事に表現。
中でも「悪夢」が中心に描かれています。
何でもありの浮かれたノリと、不気味な演出のマッチング。
現実と夢との境界線が曖昧な映像に魅了され、まんまと翻弄されました。
悪夢は深層心理や潜在意識による場合も。
そんな悪夢も見る刑事・粉川の夢を共有し、夢解きにより精神治療しようと物語は始まります。
サイコ・テラピストの千葉敦子は、容姿も性格もまったく違う夢探偵“パプリカ”でもある。
子供が夢を持ち大人になっていく。
抑圧しなければならないこともある、一般的な大人の姿であり敦子です。
そんなもう一つの現実的な「夢」についても、粉川の夢解きも通して二重で描かれています。
パプリカは敦子の本来持っているもの、願望や希望が現れた姿なのでしょうね。
よくわからなかった部分や、特に終盤は何が起こったのか??
説明あったから、わかるけど・・・わからなかった。
恋模様についても正直、一度見たときは理解に苦しみました(・∀・;)
なので、再視聴。
知ってて見ると、恋についてはジーンとすら感じてしまった不思議。
終盤では{netabare} 現実世界に夢が浸食 {/netabare}という驚愕の夢物語でした。
夢の中に住みたい悪役に少し共感です。
一度目の視聴時も、とても面白かったです。
話が見えづらい点はあったものの、繰り返し視聴すれば、そこも醍醐味になるかなと。
あらすじ
{netabare} 医療研究所が開発した他人と夢を共有できる画期的なテクノロジー“DCミニ”。だがそれが盗まれ、悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するように。
一体、犯人の正体は? そして目的は何なのか?事件の解明に挑む美人セラピストの千葉敦子は、クライアントの夢の中へ容姿も性格もまったく違う夢探偵“パプリカ”となって入っていくが、そこには恐ろしい罠が待ち受けていたのだった…。 {/netabare}
他の方にとっては、どうでもいいこと。
{netabare} ひっさしぶりに悪夢を 見て目が覚めてしまった。パプリカを見てたからって訳では、全然ないw
戦時中みたいで屋根のある通路で、座っている私と、横たわっている家族に、通行人から丸々おいしそうに太ったな。って食われそうになる夢だった…。
恐かったし、家族に対して言ってたので怒りを覚えて攻撃しようとして目覚めた(・∀・;) {/netabare}