とすかねり さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
どう解したらいいものか・・・
原作先行読了
*ストーリー
設定は、ある意味ありそうでなさそうな世界観。
少年誌ものでよくあるハーレム作品の逆というか、逆ハー物になりそうな設定だけれど、そこら辺は現実的な展開。
一方でキャラ含め、「リアリズムとはなんだったのか」と言いたくなる展開も(笑)
ここら辺は好き嫌いが分かれるところかもしれません。
また、ギャグ展開も結構多く、かなり良いとは思うのですが、シリアス展開との境が分からないというか、結論的にはどうとらえればいいかわからない感じが否めません。
ストーリー展開は、基本的に原作準拠。
尺の都合で伸縮してるシーンもいくつかあるけれど、原作を読んだ方でも、そこまで抵抗なく入れるかと。
ということで、☆3.5。ですが妥当かは悩みどころです。
*作画
作画は崩壊してるわけではないのですが、なかなか好評価は付けがたいと言うのが正直なところです。
特に、背景がのっぺりしてるという感じで、ある意味キャラものとしては良いのかもしれませんが、注意して見ない方がいいかなぁと思います。
ちょいと辛めの☆3
*声優
声優さんの演技は◎
特に葵ちゃん役の五十嵐裕美さんがお勧めです。
中学男子~少女の転換がとても素晴らしいと思いました。
一方で、モブキャラが多いのですが、おそらく兼役。
しかし、兼役に声質が立つ声優さんを起用している所為で、なんとなくモブキャラ・エクストラ感が無いという状態があります。
ということで、☆4
*音楽
BGMはとてもシーンマッチしてると感じました。
問題はOPとED
かっこいいのだけれど、この作品をギャグ?シリアス?と、どうとらえるかわからない状態では、若干浮いて感じました。
ってことで、☆3.5
*キャラ
所謂、少女マンガの典型とも言えるヒーローというのは、好き嫌いが分かれる所です。
ネタ作品としては◎なんでしょうが、シリアス物としてはやっぱりリアリティに欠く感じが足を引っ張ります。
ってことで、☆3.5
*総括
良くも悪くも、ギャグ物かシリアス物か、どうとらえるかが分からなかったってのが本音です。
展開自体は原作で知っていたので、そんなにギャグっぽいとは思わなかったのですが・・・
なかなか難しく、自分の中で解釈がまとまってなかったために、かなり辛めになってしましました。(笑)