JACOBS さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ストーリー展開が秀逸。それだけに悔やまれる点が・・・。

私はこの作品が大好きで、特にストーリーが良くできていると思います。メリハリがついており、ストーリー展開のテンポも良いので、常に次話が気になる作品でした。

鳥肌箇所が多かった。



その上で、あえて気になったマイナス部分だけ指摘します。



この作品の唯一惜しい点は、声質のムラにある。

各声優の演技力は申し分ない。
特に、岡部と助手の微笑ましいやりとり、クライマックスでの岡部の迫真の演技は素晴らしい。

ただ、声の質には若干のムラがある。
第１話、中盤、最終話（さらにラジオCD）と聞き比べればよく分かる。
これは声優陣も認めており（ソースは未来ガジェット電波局。放送回は忘れました。すいません・・・）、中盤以降で声が落ち着いてきた様子がうかがえる。
物語序盤では声質が定まっておらず、キャラの性格と声をどのようにマッチさせるかという点で声優陣も苦労したとのこと。

一般に、声質の変化は、作中におけるキャラの（いろんな意味での）成長に伴うケースが多い。
しかし、この作品はそのような成長を描いたものではなく（少なくともキャラの成長の点に力点は置かれていない）、声質のムラが唯一の欠点だと感じた。



以上から、【声優の評価】にについては☆4.0とやや低めに評価しました。



※標準☆3.0　最高☆4.5で評価しています。