退会済のユーザー さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
パンチラ見せたいのか、テーマを見せたいのか。
全12話+OVA1話
題名のうたかたとは、詩片と表記し、泡の意味の泡沫(うたかた)にかけているようです。
意味は、液体もしくは固体がその中に空気などの気体を含んで丸くなったもの。
消え易くはかないことの例えだそう。
内容の詳細は、あらすじを読んで頂きたいのですが、
何もわからない子供とも、汚れた大人とも違う、どちらでもない狭間の14歳と言う年齢の子に
『神精霊(ジン)』の目を通し世界を見させるとどう見えるか。
{netabare} 7つの美徳と大罪などの物事の表裏一体な面や、自分を取るか、自己犠牲を祓い他人を取るか {/netabare}という事を描いてると思うが、結局は何が言いたいのかよくわからない話でした。
「見る」者がいる事が物語の中核なので、{netabare} 人間の行動は例えば神や地球そのものに見られているから間違った行動を取らないように常に自身を律する強さが求められているという教訓アニメ?なのかな。 {/netabare}
雰囲気は、どことなくAMNESIA(アムネシア)っぽい。
ミステリーが隠れてそうだけど掴めない雰囲気と伏線の引き方で進んでいく。
5話あたりまでは変身少女もの展開で飽きてくるが、徐々に鬱を含んできます。
世の中や自分の汚いところを目の当たりにして、悩み神精霊をコントロールできなくなるが、そんなに汚い面を見た気もせず、友人の方が暗い過去体験があり視聴者は見たが、主人公には見せていない描写があったり、少女の落ち込んでいく心情にいまひとつ、ついていけなかった。
結局、「あの方」って誰と考えてみた。
神精霊(ジン)のリーダー的存在で神なのかなと。
最終的に{netabare} 少女に世界の破滅か自分の死かを選ばせる。 {/netabare}
と、言うのは建て前で、{netabare} 世界滅亡を選んでも滅亡しなかったのではないかな。 {/netabare}
要するに試しの子として用意され生まれた子・14歳という純粋で感受性豊かな年頃の少女のひと夏を神様が{netabare} 実験材料にした(゚Д゚)! {/netabare}と、勝手な解釈。
それにしても不必要な不自然エロが多かったです。
下からのアングル連発で、1話目だけでもパンチラが5~6回というとこで、いきなり断念しそうに。
内容の重さからは不必要と思え、視聴の邪魔にしかならなかったです。
あらすじ
{netabare} 神奈川県の鎌倉に住む中学2年生の少女・橘一夏(たちばな いちか)は1学期の最後の日、学校の大掃除中に藤堂誓唯から貰ったお守りのついた携帯電話を落としてしまう。
下校途中に気づいた一夏は夕暮れの学校へ戻るが、不思議なことに携帯は鏡の中へ入り込んでしまっていた。そこに不思議な少女・黒城舞夏(くろき まなつ)が現れ、
携帯を返す条件として『神精霊(ジン)』の力を使い、その感想文を代わりに書くことを要求してくる。こうして、あの想い出の夏が始まった。 {/netabare}