シンMRK2 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

おもしろい

食べ物に例えると・・・・・


『コンソメスープ』




見た目に美しい澄み切った琥珀色


深く深く口の中で広がる芳醇なコク



まさに本作そのものだと言っていいだろう。



本作の母体は

『彼女を救うために世界を敵にする』

という単純明快な内容である。


しかし　

見た目、内容が単純であるが故に
人間模様、その感情がダイレクト。
その動きは美しく描かれている。


本作におけるコクとは
どうなるの？どうなるの？という
超展開描写に尽きる。
はっきり言って予想以上に深い。


コンソメを作るにあたっての
必要スキルは

知識　（調理工程）
忍耐　（調理時間）
根性　（調理作業）
注意　（調理工程における手抜き不可部分）
集中　（調理工程における焦げ付き回避）


そして本作は・・・・


本作は多種多様なキャラが登場し
世界史、日本史、芸術など多様な『知識』が
”多少”必要。


初回から大量にキャラが登場する為
心構えの『忍耐』


本作は短編で見ずに
全体として見て欲しい。
なので断念は不覚悟の『根性』


『注意』として
通常？前置き、説明など視聴者が
置いて行かれないよう配慮されているモノであるが
本作は爆走で始まる。


とにかく『集中』して下さい。




コンソメはスタンダードにしなくても
多種多様な素材を煮込むことからスタートする。
（素材＝キャラ達）


長時間煮込む、灰汁を取る
（灰汁＝回話での様々なキャラ達の意識、意図、考え）


煮込みから荒熱を取りベースを寝かせる。
（寝かせ＝冷却。キャラ達をまとめ上げる７分話くらい）


ベースからスープと具材を丁寧に分離する。
（分離＝キャラ達個々意思とのキャラ達の統一意思）


沸騰スープへ卵白とコショウを入れる
（濁った統一意思の更なる洗い直し）


卵白は不純物を付着させ浮いてくるので
焦がさぬよう混ぜながら浮いてきたものを濾過。
（何度も統一思想が揺らぎながらも見えてきた
最終段階）


そして完成へ・・・・
（そして伝説の超、超、超長セリフへ・・・・）



とにかくなんとなく見ました。
かなり『？』が付きましたが
面白いと思いました。


と、わからなくなったのでおしまーい。