シス子 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
貧乳神が!
原作は未読で視聴しました
初っ端から
ギャグとパロディーの波状攻撃
毎回
笑ってしまいました
ギャグはとてもベタなモノばかり
パロディーは
アニメ初心者の私でもとても分かりやすいモノばかりで
一つ一つ取ってみれば
"しょーもな"って思う方もいるかもしれませんが
映像とお喋りが
お話のテンポととてもうまく噛み合っていて
最後まで楽しめました
裕福で高飛車な高校生の女の子の
「いちこ」ちゃん
と
そのいちこちゃんにたまっている「幸福エナジー」を奪おうとする
貧乏神の「もみじ」ちゃんのお話
もみじちゃんの{netabare}貧乳{/netabare}・・・じゃなかった^^
貧乏神キャラがとても笑えます
それに対する
いちこちゃんの高飛車お嬢さんキャラが
うまく絡みあい
とてもいい味出してます
お互いに敵というかライバルのような存在で
いつもいがみ合っている二人ですが
こういう場合はお決まりの流れで
{netabare}最後は友情みたいなものが芽生えて{/netabare}
なんて
これもベタな展開です
この作品
漫画が原作ということで
とても
テンポよくお話が進み
ギャグやパロディーで
毎回笑えますが
それとともに
ほぼ毎回のようにウルッっと涙が出るお話がはいっています
「貧乏神が!」というタイトルで
最初は
「貧乏」という言葉から「不幸」をイメージしたり
それに「神」という言葉がついただけで
不謹慎ながら
なんだか面白そうって
勝手に想像してしまいましたが
内容を観て
なんとなくその意味するところが分かりました
1クールでいくつかのお話があり
お話ごと出てくる
「不幸」ネタや「不運」ネタ
そして
「友情」ネタ
などの涙を誘うエピソード
ギャグやパロディーで思い切り笑わせおいて
そろそろ涙かな~っていうときに
ちゃんと涙のシーンが用意されているのですが
泣いていたら
またまた
突然笑いのシーンが入ってきて
なんだか
てとも感情の切り替えが大変な内容ですが
もみじちゃんといちこちゃん
の「いやみ」のないすっきりとしたキャラに
いつも
エンディングまで引き込まれてしまいます
毎回だらだらとした終わり方で視聴者を引っ張って
クールを目いっぱい使った
感動ストーリーと違い
各お話ごとに笑って泣いて
すっきりと観て楽しむことが出来たのも
漫画原作アニメならではだと思います
ギャグやパロディで終始笑わせる作品とおもいきや
以外にも
やたら涙した作品でしたね