タル。 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
はっきりしているのは「彼はやっぱり天才」って事さ。
劇場で観たかったです。でもBDで観ました。2回も。
まあ、それはそれとして。
最初に告げておきますが、レビュータイトルの「彼」というのは「新海誠」のことではありません。まあ、監督も十分すごいんですけど…
新海監督の新作とのことで、前作の「星を追う子ども」と違い、ファンタジー要素ゼロ。どちらかといえば、「秒速5センチメートル」寄りって感じですかね。
46分間という短い中で、これほどの作品になるとは。いや、短いからこそなのか。
結果的に2回連続で観て、普通の映画とそんなに変わらない時間に…
今作は、各地で舞台挨拶したりメディアなんかでもたまに取り上げられたりと、なかなか反響も大きいような気もします。特に「新海誠新作」とか「花澤香奈出演」とか紹介されてるのをよく耳にしますね。
そこで、タイトルの「彼」についてなんですが、それはもちろん「入野自由」のことですよ。
※なのでここからは彼のことしか書きません。
個人的にこの作品で最も重要なのは「入野自由」だと思うんですよ。BDの映像特典を見た人は分かると思いますが、監督は彼に対して絶対的な信頼感を持っているみたいで、何度も「入野さんが好きなんですよ」と言っていたくらいです。(そういえば前作にも出てましたね。)
だから、あんまり話題にされてないのが少し悲しいです。
これは果たして、普段あんまり目立ってないからなのか、それとも入野自由が凄いのはもう常識となっているからなのか…
なんにせよ
この作品ではっきりしているのは「入野自由」はやっぱり天才って事ですかね。