退会済のユーザー さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
幸せが形になった。たまゆら(OVA)
全4話 1話15分程度で約60分。
たまゆらシリーズではこのOVAが一番最初のようです。
ふわふわと幸せな気持の時に写る光の玉。
それが、たまゆら。
江戸時代後期の古い町並みをそのままに、落ち着いた情緒ある雰囲気の広島県竹原が舞台です。
そんな町に暮らす登場人物たちも、狙ったギャグ言ったりするわけでもなく、派手でもなく。
飾り立てない人間らしさで、ゆるふわ~と和やかな時間が流れます。
写真が大好きな高校1年生の主人公・沢渡 楓(さわたり ふう)と、彼女をとりまく人たちの優しさに包まれた日常と、ささやかな夢について描かれています。
行き先が書いてない切符のように、まだまだ定まらないけれど。
お父さんとの思い出の場所探し。ストーリー性と言うよりも、ゆっくりとした懐かしい時の流れを感じられ、見終わった時には穏やかな気持になれました。
あらすじあにこれの
{netabare} 写真が大好きな高校1年生、沢渡楓。あだ名は「ぽって」。
この春、海と山に囲まれた穏やかな瀬戸内海の町、広島県竹原市に引っ越してきました。
そこは亡くなった父親が子供のころに住んでいた町。
古い町並み、美しい海と島々、暖かな人々とそして新しくできた素敵な友達…。
大好きになったこの町で撮った楓の写真には、ときどきたまゆらが写ります。
たまゆらは楓の心がふわふわと舞い上がって幸せな気持ちの時に写るかわいい光。
幸せが形になったような不思議な何か…。
そして、その写真はみんなをちょっとだけ幸せな気持ちにしてくれるんです。 {/netabare}