「GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-ガンスリンガー・ガール イル・テアトリーノ(TVアニメ動画)」

総合得点
62.3
感想・評価
364
棚に入れた
1846
ランキング
4972
★★★★☆ 3.4 (364)
物語
3.6
作画
3.2
声優
3.3
音楽
3.7
キャラ
3.5

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gkc さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

注意一秒ケガ一生。車に飛び込め元気な子。的なところが考えさせられました。

1期に続き視聴してみましたが、感想としましてはこの作品に関しては1期で終了しても良かったかな。という感じです。

1期の時点では少女たちの置かれている状況などに戸惑いつつもサラっと見終わったのですが、

今作では硬いことを言うようですが、倫理的、道徳的部分において、「この作品はいいのかな?」とそんな心境にさせられました。

親と疎遠で不慮の事故にあった幼い少女たちを、主旨の異なる医療技術によって暗殺者に作り変え、危険な任務につかせると・・・

で、少女たちの体は戦闘用に強化され、冷徹、冷淡に人を殺してしまう。

体を強化されたとは言え人間であり、小学生位の子供であります。
しかも命令に絶対服従するように脳も手を加えられている。

作中でもこの少女たちを物扱いでいいのだ的な表現がしばしばあります。

そして、その少女たちを使う側の組織のエージェントたちの心の苦悩なんかも表現されていますが、最終的に皆一様に暗殺の為の道具的な感じで割り切るのです。

仕事ということで。

で、この関係が最後まで変わらない。
あくまでも、仕事の道具的な存在の少女たち。

非常に残酷な物語ですし、もう少しこの少女たちが普通の子供の幸せを手にする様な展開でも良かったかなと考えさせられます。

作中、洗脳、脳の改良の様な事を「条件付け」とよんでいますが、「条件付け」という手術を施されている為に、自分たちは、「殺人マシーンで幸せだ」というような脳と考え方に
なってしまっています。

で、結果、彼女たちは暗殺の道具として扱われることに何の疑いも持ちません。

1期からこの内容は変わらなかったので、気楽に視聴しようとしてもだんだん抵抗が強くなってきました。

投稿 : 2013/07/10
閲覧 : 285
サンキュー:

3

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