チョビ髭 さんの感想・評価
2.6
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 1.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
1話視聴(シリーズ既視聴)
・げんしけん(全12話)→げんしけんOVA(全3話)→げんしけん2(全12話)→げんしけん二代目(作中内時系列、及び販売順)
・パルムスタジオ→亜細亜堂→アームス→Production I.G(制作会社)
・スピンオフ:くじびきアンバランス(亜細亜堂)
・会長職:会長(劇中名)→斑目晴信→笹原完士→大野加奈子→荻上千佳(本作スタート時にて五代目)
時系列がしっかり生きてますので今作からの視聴では魅力半減となるでしょう。
アフタヌーン掲載 げんしけん二代目として4年半のブランクを置いて連載中。
◆原作未読でシリーズアニメ既視聴から1話視聴した感想
絵と声優陣が大幅チェンジしてるのが気になります。ストーリーは漫画、アニメ、ゲームを主にしたサブカルについてのサークル『現代視覚文化研究会』のメンバーの活動+日常+恋愛+青春といったものです。重要イベントとしてコミケが位置づけられているのが特徴。
推測の域ですが、ネタアニメとして『くじびきアンバランス』をも自主制作したこれまでから、既存の『物語シリーズ』とコラボの型になっている事がいろいろな摩擦を生んでいると思われます。
絵の変更について
背景、キャラ共にかなりきれいになってます。昨今のアニメと並べるならこの変更はやむを得ないでしょうが個人的には魅力減。気になるのは特に女性陣。
大野さんは黒髪ロン毛で、撫子コスプレの為 日常では違和感を伴うぐらいの貞子ルックス。
荻上さんは動揺すると東北訛りが出てしまう田舎娘でファッションもまったく無頓着な漫画家系ハードヲタ。
だったはずなんですが…
声優陣総入れ替え
まぁ違和感はしかたないですね。ギャラが上がりすぎたからと考える事も出来るかもしれません。(ギャラや声優の知名度よくしりませんww;)
斑目キャラはパトレイバーのシゲさん(千葉繁)の投影だと思っていたのですが、この作品の性質上、有名声優と距離を取るのはメタ視点でアニメを扱うのだから適当と捉えてきました。それに則した考えでこれまでの声優達がメジャーになってしまったから、とこの一新を受け入れることもできるかもしれません。
1話ですが総括
ハードヲタ生活を一般人キャラの視点で視聴者に紹介する様な作りになっていたこれまでに比べ、今作はその媒介者が卒業してしまった為いません。ヲタライフは既にポピュラーと成ったという事か、内容が軟化したという事か、はたまたryとりあえずテイストが変わっている様には感じます。
新キャラ波戸 君?:おとこの娘といった生活をどこまで生々しく描いてくれるのかを親近感の湧かないジャンルなだけに期待してしまいます。
Key局括りで物語とコラボ?あざとく映らなければ良いと心配です。
かなり好きなシリーズです。青年誌(萌え系除く)からのアニメは希少ですのでそういった意味でも次に繋がる成功を収めてもらいたいものです。
完走後のひとこと
{netabare}声優の違和感が声ではない、間、リズムによるものと時間が経つにつれはっきりしてきました。作画については受け入れられそうでしたがトータルで作品を好き嫌い判断する方なのでどうにも。
しかし最終話はよかったです。{/netabare}