「機動戦士ガンダムSEED[シード](TVアニメ動画)」

総合得点
87.9
感想・評価
2011
棚に入れた
10278
ランキング
139
★★★★☆ 3.9 (2011)
物語
4.0
作画
3.7
声優
4.0
音楽
4.1
キャラ
3.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

猫☆彡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

敵を全て殺して、戦争が終わる。それは本当に平和でしょうか?

ナチュラル対コーディネーター。
遺伝子操作された人間コーディネーター立のZAFT軍と地球連合が戦争状態にあり、
主人公は中立国であるオーブのコロニーで平和に過ごしていました。
だけど、突如コロニーをZAFT軍が襲う。
主人公は非難する中、ストライクガンダムに乗ることになってしまう・・・というロボットアニメでは王道な展開ですw

戦闘に巻き込まれてロボットに乗る事になったコーディネーターであるキラは
本来ならコーディネターだけで編成されているZAFT軍に入るべきなのですが、
巻き込まれた手前、遺伝子操作れていないナチュラルな人間で構成された地球連合として
戦闘に参加してしまいます。 

ストーリーの基盤にあるのは「遺伝子操作」です。
後のストーリに大きく影響してくる鍵です。
コーディネーターとは遺伝子操作された人間であり、
遺伝操作されていないナチュラルな人間との格差を産んでしまっています。コーディネーターはナチュラルを見下し
ナチュラルはコーディネーターを妬む。
その事が戦争の原因になっており、互いの交渉の席で爆破テロが行われ
コロニーに核がうちこまれ戦争がより激化したとい
ものになっています。

この基本的な世界観の設定は割とよく出来ていました。
もしかしたら数十年後に現実の世界でも遺伝子操作が当たり前になる可能性があり
そういったものを示唆したストーリーの根幹は興味深いものがありますよね?

たけど序盤のストーリーは繰り返ししが多いです;;
第一話の時点でZAFTに奪われそうになった5体のガンダムのうち
4体はZAFTの手にわたっており、残りの一体を主人公であるキラがのっています。
主人公一行は地球軍の本拠地である月に向かうのだが、
しつこいZAFT軍勢が襲ってきて、それを撃退を10数話まで繰り返しています。
他の5体のガンダム以外はほとんど出てこない戦闘シーンは徐々に飽きてくるのが難点ですね・・・

変化をつけるため、コーディーネーターであるアスランが
キラの親友だったりするところは驚きました。
アスランの婚約者であるラクス・クラインなどが
徐々に戦闘に絡んで来たりします。
ただ戦闘シーンは毎回似たような感じであり
工夫していたら、もっとみんなに伝わるかと思いました。
状況はたしかに違うけど同じMS同士による戦闘を1クール見るのは流石に辛いものです。

中盤からは地球へと舞台を移す、だけど、この作品は
本当にストーリー展開が遅いです;;
原因は多すぎる回想シーンによる尺稼ぎと総集編。
前半の1クールまでは総集編や回想シーンはあまり見られませんでしたが
14話あたりから本当に増え、話がなかなか進まなく
イライラする時もありました。
だけど、キラとアスランの戦闘シーン。

キラとアスランの親友同士のボロボロになる戦闘は止め絵が多いのが、少し残念でした。
しかし、
互いのガンダムがボロボロになっていく様は確かに熱くなる展開でした。こっちもドキドキしちゃいますw
コックピットをむき出しになってまでの死闘は強く印象に残りました。

私の感想。

多少ネタバレっぽくなってしまいましたが
やはりガンダムと言えば名言です!
私がとても良い!っていう名言を紹介します!
キラ「君に出来ないことを、僕は出来るかもしれない。
でも、僕はできないことを君は出来るんだ。」
キラは本当に優しい人なんですよ。
私的には「人は助け合うことで、お互いの穴を埋め合う事が
できるんだな」ってこの言葉を聞いて思いました。
ムウ「君は出来るだけの力を持っているだろう?
ならできることをやれよ」。私は課題をやらな(ry
アンドリュー「人はすぐ慣れるんだ。戦いも、殺し合いも」
人は、すぐに慣れしまう生き物。
慣れてはいけないこともある。人を殺したり、物を盗ったり
人を罵倒したり、傷つけあったり。そんなのには
慣れてはいけないんです。
カガリ「殺されたから殺して、殺したから殺されて・・・
それで最後は本当に平和になるのかよ!」
SEEDの名言といえばこれです!。
争いの連鎖とでも言うのでしょうか?
平和を求め、銃を取る。それは、正しいのでしょうか?
その銃で、人を殺し。殺された人の親友、家族は、
撃った人を恨む。その負の連鎖の繰り返しで、
本当に戦争が終わったと言えるのでしょうか?
本当に平和になったといえるのでしょうか?
それは本当の平和とは言えません。
なら、どうしたら戦争は終わりますか?
相手を全滅させたら終わりますか?違います。
人は、争う生き物じゃなかったはずです、
上層部は己の欲望のために争いをし、
戦うものは守るために争いをする。
様々な、思いが交わるのが戦争。
自分の敵は何なのか?本当に、目の前の敵なのでしょうか?
私にもわかりません。 ガンダムは奥が深いです。。。
でも、本当の敵とは?なんのために争う?
いずれ、わかる日がくればいいなって思ってます。

投稿 : 2011/06/02
閲覧 : 535
サンキュー:

13

機動戦士ガンダムSEED[シード]のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
機動戦士ガンダムSEED[シード]のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

猫☆彡が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ