plm さんの感想・評価

4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

超高校級個性派！　絶望を撃ち破る弾丸論破！

私的分類【超展開推理モノ風キャラアニメ、空想、エンタメ、謎】

非常に味のある画風！登場キャラもズバ抜けて個性的！で、一体どんな作品なんだ？というと
外との行き来が断たれた学園の中、各々超高校級の才能を持ったキャラ達の間でコロシアイが起こり、
その犯人を学級裁判を行って特定するという、ミステリー系の内容となっている。
"悪趣味な逆転裁判"なんて言われていたが、なかなか良い言い表し方かもしれない。

まぁ元々はそんな推理系ジャンルの作品なのだろうが、極端なキャラクター性・大味な推理にトリック
とあって、ゲーム的なデフォルメがとてつもなく尖っているため、
独創性の強い１話１話の瞬間盛り上がりタイプの作品であると言った方が的確ではないかと思う。
１話盛り上がりタイプというと例えば「未来日記」など。これに近いノリで観れるやもしれない。

それから本作の魅力は、キャラクター性にあると言っても良いと思う。
これだけ思い切ったデザイン性＆キャラクター、さらには豪華声優で実現している辺りは稀有なもの。
どのキャラもどこかで二面性（裏の顔）を抱えているため、このキャラは本当はどんなやつなんだろう
とか気にしながら観ていくのも面白い。好きなキャラほどあっさりご退場なんてこともざらだが。

一方、ゲームでこそ本領発揮するように作られた作品であることは否めず、
捜査パートなどを省略してダイジェスト的な構成になってしまっているようだし、
アニメというメディアを活かせているかは疑問に思うところもある。

とはいえ初見ならゲーム的演出も斬新だし、結構驚きがあって楽しめるんじゃないかと思う。
ゲームシナリオの盛り上がり所をおいしいとこどりした内容ともいえるし、
１クールで１作まとまっていて、それなりに満足できる良いアニメだったというのが結論パ。

視聴開始時～３話まで感想
{netabare} 名前こそ聞くもののどんな内容か想像つかず、ゲーム原作と聞いてあまり期待していなかったものの、
個性的面々とゲーム風の演出が斬新でなかなか楽しめそうな始まり！
クローズドサークル推理モノってことで、これに関してはなるべく事前情報ナシで観ていきたい。

２話　ＯＰいいなー！
いきなり可愛い子二人がああ！！　サポート役か犯人かで最後まででそうだったのに予想外。
推理モノとして推理してみたいけど、捜査パートがかなり急だったので無理そうだｗｗ
このへんはゲームでじっくりやりたかったなと思う部分。だけど展開は面白い、続きが楽しみだ。

３話　第一章解答編！感想
水晶玉をそう使っていたとは・・あのアイテム群に何の意味がと思っていたけど、
ミスリードも込めててゲーム的にうまいな！まぁ舞台状況を吟味するには情報が少ないけど、
やたら真面目に推理モノとして考えずに、パズルや連想ゲームとして柔軟な発想で考えると閃きそう。
「超高校級○○」という肩書が活かされることもわかったので、次回はもうちょっと考えてみたいな。

クロを追い詰めるところ、ゲームで言うとマシンガントークバトルというのかな？
あそこはまさにロンパ！って感じで良かったな。でもクロには同情した・・ {/netabare}