Lovin さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作:椎名軽穂(「別冊マーガレット」連載)
監督:鏑木ひろ
シリーズ構成:金春智子
キャラクタデザイン:柴田由香
制作:PRODUCTION I.G
話数;1クール全13話
OP:「爽風」
by タニザワトモフミ
ED:「君に届け...」
by MAY’S
{/netabare}
■感想
原作漫画は既読でレンタルDVDを視聴。一番遠い存在を掴む話。
1期で人間関係を広げた主人公は、憧れだった爽やか男子に対する気持ちが、次第に変わり始めていることに気付き・・・
今回は1期でドローとなったラスボスとの最終決戦が控えているが、そこに至る道中にこそ本当の敵がおり、困難が待ち受けている。キャラとしても物語としても面白くはあるが、主人公を応援した身としては非常に厄介な難敵が控えている。
この難敵とは、進級して最初に席が隣になったイケメンのチャラ男。彼はそもそも勘違いしている上、行動派のアクティブなキャラのため、主人公に興味を持ってからの言動は、ラブコメ的にはお邪魔蟲以外の何者でもない。結果的には助けになっていたかもしれないが。
更に、友人の一人も一寸した勘違い、いや無神経というべき振る舞いでやらかしてしまう。難敵たちの余計な言動は全て、勘違いや無神経な振る舞いから行われている。切っ掛けこそライバルの一寸した意地悪から始まっているが、それらが芸術的に積み上げられた茨の道を歩むことになる。
困難な道のりを行く中、主人公は常に考えていた。アレを間違った、コレも間違ったと自分を責めながら考え抜いた末、遂にキレてしまった。なんでもいい、もうどうでもいい、と自暴自棄になってしまったように。というのは少し大袈裟だが、そこから最終決戦の勝機を見出すことになる。
今回は最終話のEDで描かれる友人たちの姿が、1期の記憶もあわせて懐古してしまうような、大団円という趣を感じるのが印象的だった。原作はまだまだ続くが、TV版の結末として上手く〆た気がする。この期に及んでは厳しいが、続編があれば是非視聴したい。
<以前書いた感想>==============================
{netabare} 人付き合いが苦手な少女が苦難を乗り越え友達や恋人をGETしていく話。1期と同様に恋愛と友情を描いた話だが、2期のほうが恋愛要素が多めな気がするけど十分楽しめる、
原作で言うと11~12巻くらいまでの話だろうか。主人公が徐々に欲求を口にするようになるが、その言い方や言い訳も真面目で少し滑稽で笑える。
OP、EDも良曲で耳に残る。確か1期のEDはCharが唄っていた曲が特に良かったが、2期も同じような雰囲気の曲で味があってよい。{/netabare}
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■蛇足{netabare}
ここにはネタバレタグだけ入れて何も書いていない状態で、
心優しい方に指摘されるまで永らく放置していた模様。
そして元々ナニが書きたかったのか、全く思い出せない。
とりあえず、ケントもピンもウザい。
{/netabare}