るぅるぅ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
バカとハサミは使いよう 【断念】
タイトル・サブタイと観る限り慣用句を犬に置き換えた言葉遊びが好きな作者ですね。 少し安易過ぎる気もしますが;
冒頭からキャラのイメージが最悪。
喫茶店で主人公・春海和人が強盗に殺されるまでの秋山忍の行動に嫌悪感を覚えた。 キャラ設定上、執筆バカという意図で描かれていることも分かるが、約2分ほどの演出の間の取り方に不快要素が上昇していった。
一般的に考え危機迫る状況において顔色変えず無言という姿勢が不自然すぎる。
Bパートで忍も罪悪感を覚えたのか和人の強盗の件を聞いて、また、やってしまった という気持ちが、あったのかどうか現状では曖昧だが、狭い店に強盗を含め3人居て「気づかなかった」のでは心理描写不足でしょ。
そもそも犬の主人公とSっ気ヒロインを中心としたコメディで描かれると想うが、主人公を殺す必要あるの? と疑問に感じる。
ファンタジー要素を含ませるなら、人から犬になったとわかる描写だけでいい。
例なら、秋山忍の強欲を読みいって犬になった。だから彼女にしか声が届かなかった。
後の展開にも響くかも知れないが別に殺す必要はない。
ただ、それだけで良いと想う。
キャラの印象が悪すぎてこれから好感度UPしても払拭は難しい。
また、Sっ気キャラの発言が暴言にしか聴こえない。会話というより一方的に話し進み主導権を誇示している様に映る。ギャグは、好みあると想うが私は全く笑えなかった。
2話を観て感じたが、殺す必要性が全くない。まさに犬死と掛けたような死に損。これが不条理ギャグとしての演出かと想うとバカにしすぎではないだろうか。
そもそも死の設定は演出上、必要でその意味を成す理由があるわけだがコメディギャグでは不快要素にしかならないと痛感した。
また、犯人を許した理由もバカげている。
本を愛しているから・・・そもそも麻薬取引を行う目的も金が欲しいとか色々と設定の有無に関わらず本を読んで改心した甘い動機なら最初から本を読んでおけばいいだけ。
何でも本と結びつけた路線で進むだろうし感動する以前に結末もお粗末でストーリー展開に期待もできない。
コメディギャグだからそれで良いのかもしれないが、本好きの日常を波乱万丈に飾った過剰演出が際立った作品というだけで面白みがない。
そして和人の寛大な心に恋する秋山 忍とラブコメも含ませたコメディ展開で和人も忠犬のような扱いになると安易だが想像つき今後も観てゆくとストレスしか溜まらない。
後はネタの幅を広げる為に新キャラを絡ませ四苦八苦する不条理な犬ネタで遊ぶだけだろう。