Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
キャッチコピーは「世界を曝く」←序盤から色々凄い作品でした^^;
この作品は、第1部が2013年4月から放送され、第2部は同年10月から放送が予定されている、分割2クールの作品です。本レビューは、第1部が終了してのものになります。
・・・作品的には前半戦が終了したところなので、物語の核心にはこれから触れていくのだと思いますが、どういう方向に進んでいくのか、今のところ先が見えません。でも、今期(2013年春アニメ)は本作を含めてロボット系の作品は3つありましたが、様々な設定において、明らかに本作品はある一線を超えていたと思いました。
ロボットって、人間がコントロールし、物事がうまく進むように人間のサポートをするもの・・・だとすると、本作品は序盤からこれを逸脱した物語が展開するのです。私がロボット系の作品に疎いから・・・なのかもしれませんが、このようなロボットにお目にかかったのは初めての事でした^^;
なので、新鮮さ半分、驚き半分で視聴していました。
物語の舞台は地球人の人口の7割が宇宙で暮らしており、世界は「ドルシア軍事盟約連邦」と「環大西洋合衆国 (ARUS)」いう2大勢力と、ジオールという中立の小国に分かれています。
この作品の主人公である時縞 ハルトは、ジオールのモジュール77にある学校に通っているのですが、ある日モジュール77が突如ドルシア軍から攻撃を受けてしまいます。紆余曲折あるのですが、ハルトはヴァルヴレイヴIに乗り込み・・・物語が動いていきます。そして、本編のストーリーは現在ネット上で賛否両論となっている・・・といったところです^^;
ネット上では議論されているようですが、私は個人的にこの作品の2期を楽しみにしています。1クール12話の中でも色々なシーンが描かれてきました。でも、それは物語の序盤で既にある一線を超えているから・・・だと思います。だとすると、そもそも一線を超える理由や一線を超えた者の行く末は2期で描かれると思いますし、作り手にはしっかり描いて欲しいところです。そこまで視聴すると、この作品を違った視点で見る事ができるかもしれません^^;
今回登場するヴァルヴレイヴは全部で6機あるようですが、まだまだ全容は掴めていませんし1期のラスト・・・あれは意味深でした。
10月から始まる2期を楽しみに待っていたいと思いますが、もしハッピーエンドを迎える事ができるなら、素直になりきれないサキちゃんに幸せを・・・などと思っています(//∇//)
そういえば、公式サイトなどで使われている、この作品のタイトルの略称ですが「VVV」って言うそうですね。あまりにも短くなり過ぎていて、最初分かりませんでした^^;