ninin さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

とーま、とーま、この作品れーるがんに押されているよ～ なにー！あんなビリビリ女に負けてたまるかー！ 誰がビリビリ女ですって！ ゲッ！やばい逃げろー！ 待ちなさいー！

原作未読。全２５話

レールガン１期を観て、本流であるこちらの作品を観よう観ようと思ったのですが、最初２話ほど観て、放置していました。でも２期のレールガンとシンクロする部分があるみたいなので、レールガン２期と並行しながら観ていましたが、こちらが早く観終わりました。

お話は、科学と魔術が交差する学園都市に住む高校生で主人公　上条 当麻の元にいきなり現れた小さいシスターのインデックスという不思議な名前の女の子、さんざん振り回したあげくに実は謎の組織に狙われていました。その組織から守る為に超能力レベル０の上条 当麻が魔術者や超能力者と闘うお話です。

最初１、２話を観ていきなり訳の分からない言葉が飛び交い進んで行くので、続きを観るのに躊躇しました。今回その続きを観たわけですが、その後のお話はそれほどではなく（もちろん難しい言葉はいっぱいありましたがw）サクサク観れましたので、最初にインパクトをつけるためのお話が、かえって初めて観る人にハードルが高くなっているような気がします。

色々なタイプの魔術師のバトルがありますので、なかなか面白かったですね。
しかし上条 当麻の口上は長いですね～なかなかバトルも進みません。{netabare}（特に最初の寮でのインデックスとの戦いはあまりにも長くて、小さな部屋だと思ったのに、部屋の大きさがどんどん伸びているようなｗ感覚でした。）{/netabare}

その中でも{netabare}一方通行（アクセラレータ）VS上条 当麻のとの戦い、そこに御坂 美琴が加わったまさに{/netabare}レールガン2期のお話が入っているところが面白かったですね。

それと１５～１８話のエンゼルフォールのお話は面白かったですね～インデックスキャラの違う一面が観れて面白かったです{netabare}（特に姫神 秋沙のトラックの運ちゃんには爆笑しましたｗ）
{/netabare}

アクセラレータのお話も良かったですね。
{netabare}
最初、お話のタイトルからラストオーダーと聞いてどんなに凄い超能力者かと思いましたが、小さなミサカ妹だったですねｗ
心に残った言葉は、ファミリーレストランでラストオーダーのアクセラレータに対する的を得た話しが良かったですね。
「なんだよそりゃ、俺がおまえたちを楽しんで殺しまくったって変わりはないだろうが！」
「それはウソ。ミサカはミサカで断じてみたり、あなた実験なんて本当はしたくなかったってミサカはミサカで推測してみる。」
「あなたは実験のときミサカに何度も話しかけている。ではその目的は、ってミサカはミサカは分かりきった質問をしてみる。」
「どれもこれもおかしな会話って、ミサカはミサカは分析してみる。人に話しかけたい、というコミュニケーションの原理は、人と結びつけたいという理由のためで、ただ実験を成功させるためっていうなら会話する必要がないはず、ってミサカはミサカは論じてみる」
「そう、そこがおかしなところの二つ目、って、ミサカはミサカは指を二本立ててみる。あなたの言葉はどれもこれもが徹底してミサカを罵倒する言葉ばかり、それでは人と結びつきたいという理由から離れてしまう。もしも仮に否定してほしいとの言葉としたら、あなたの言葉はいつだって実験、つまり戦闘の前に告げられていた、って、ミサカはミサカは思い出してみる」
「まるでミサカを怯えさせるように、ミサカにもう闘う事か嫌だって言わせたいように、って、ミサカはミサカは述べてみる」
「ミサカたちはあなたのサインに気づく事ができなかった。もし仮にミサカが戦いたくないって言っていたら、ミサカはミサカは終わった選択肢について語ってみる」
このお話でアクセラレータが好きになりました。
{/netabare}

私みたいにレールガン１期・OVAだけ観て、レールガン２期を今観ている方にも並行して比較して観るのも面白いかもしれません。
インデックス視点のシスターズ、レールガン視点のシスターズ（まだ途中ですが）が観れて良かったです。

レールガンから先に観たので、レールガンのときは誰？と思ったり、知らずに素通りしていたキャラがインデックスではメインで出てきたりするので、やっぱり最初はこちらを観るほうが、レールガンもより楽しめると思います。（もちろんレールガン単体でも十分楽しめますよ）

OP/ED　後半の曲が好きでした。

「ミサカはミサカは」という言葉が一番印象に残ったｗ1期でした。続けて2期を観てみます＾＾