退会済のユーザー さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
人間の力が伸びて行く
主人公の父親,母親が豚にされてしまったり,なんとも不気味な神様たちが現れたりと序盤は驚く場面が多い.そんな中,湯婆との契約によってお風呂屋で働くことになる.小言を言いながら何だかんだで面倒を見てくれる先輩や,こっそりと助けてくれるお客の神様たち.千尋の人間としての生命力が伸びていく.
お客の中に「カオナシ」という不思議な生き物が紛れ込む.名前の通り顔が無く,仮面をしている.しゃべることもできない.そんなカオナシがある日豹変する.皆が欲しがる金を大量に生み出し自分の思うがままに振舞う.挙句の果てに暴れだしてしまい,千尋を出せと言ってくる.千尋はカオナシと対峙することに
不思議な感じだがどこか懐かしく力強い作品.余韻がなんとも言えず,まるで夢だったのではないかと思われる.あのシーンはどどいう意味だったのかと観てから気になる作品.