るぅるぅ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
とりあえず視聴メモとして。
1話{netabare}
神が捨てた世界で不死身として生きる人々と死なせることのできる墓守の存在とはなにか?
墓守に選ばれたアイの意図は、そして母と想っていた存在とハンプティーハンバーグと呼ぶ父は実在するのか?
また、謎の男もハンプティーハンバーグと名乗るが真実は不明。墓守が共に居るがあいまみれる関係なのか。
アイは人であるが特別視されているのか等、ひたすら謎だらけで纏まるのか不安要素が大きい。
原則未読だが予想として、街並み背景と退廃的な世界観から描かれる神に抗うダークファンタジーかと想う。
それもアイのキャラ設定がよく和やかに茶目っ気だす雰囲気で緩和されている。
バトルシーンはどれぐらいの水準になるのかわからないが現状保留。{/netabare}
2話{netabare}
ハンプティーハンバーグは不老不死。
アイは墓守と人間との間に産まれたとのこと。
墓守の資質はは遺伝っぽい感じだが、全て墓守は人間なのか?
些か疑問を感じる。マリアとか呼ばれたり人殺しとも名づけられる辺り、人間ではないような・・・気もする。
死者は死んで肉体と精神に変化し生存本能ばかり優先し獣と化す。
アイの今後の体験から村の秘密・ハンプティーハンバーグの虐殺の意味もいづれわかるとのこと。
全ては人の願い「人が死にたくない」から「やはり死にたい」とずれた神が人の願いを叶えた災悪の日が始まり。
結局、人の願いを叶えていることで神は神として全うしているから人の愚かさがでた世界になった という印象。{/netabare}
3話{netabare}
想像する余地を残す作風なのか分からないが、まずまずの節目として終わっている。サブタイごとに最終回のようなオムニバス形式で描かれるのかと感じた。
むしろ3話まで視聴者層を選別しているようにも伺えるが。
ハンプティーハンバーグは幸せな死を望み死者となり親孝行し満足な死(神が願いを叶えたと解釈) or 墓守の力が作用して願いが叶ったと解釈させる、余地は今後の展開を広げる間口とも取れる。 先を観ないことには分からない要素である墓守の存在が今後の観所になる引きの構成と感じた。
また、アイの母は「死者が向かう天の国」という楽園を築いていたのだろう。死を与えるのではなく生かす道として過ごしていたが7歳の時に母は亡くなった。推測だが村人に殺されたのだろう。それは死者の生存本能で仕方ないこと罪悪感からアイに墓守の役目を託すことなる。自分達が生者である証にもなる。それがアイに課せられた運命であり知る由もなかった真実。
ハンプティーハンバーグ自身は死者か生者であるか見分けはつかず襲い掛かってくる者を排除するぐらいにしか考えておらず、殺しても向かってくる者は死者と判断できた。また、村人は外的に対して警戒心が強く仇になった。
歪な世界観で情報量が多いが観る側に解釈を委ねさせるのがミソと感じた。ただ、ご都合主義的なバトルで興がそれたのが余韻の蛇足。{/netabare}