銀くじら船ブリキ丸 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
男の器量を試すアニメ
幕末のトンデモ時代劇。時代錯誤のメカや医術がある京の町で、義賊の主人公・浪漫が活躍します。
全12話の内、半分位がアクションの多い話で、もう半分は浪漫の日常、便利屋みたいな仕事もあります。
彼の身近に、心ときめく女性、ライバル、妹が居ますが、どちらかと言うと浪漫と対立する(妹は金銭で揉める)ので、彼が一人で苦労する展開です。
でも男って仕事で叩かれ、家で叩かれ、期待されて成長し器量を示す者です。
彼の{netabare}父{/netabare} もその様に頑張り、後事を浪漫や相棒に託したと思います。
浪漫は親父の背中を追いかけ、やがて頼れる男に成長するのです。
ただ視聴者の立場だと、苦労する、泥くさい、(装備無いと)弱い男キャラは、今の時代受けにくいかなと思います。
もっとお洒落で洗練された男の方が夢見れるので良いかもしれません。
ただ原作パチンコなので、古い気質の(一本気な)男性キャラが客層に合うんでしょう。
アニメ放映後、時期的に遅れてパチンコ新作も出た様です。
アニメの続きがもし将来あるなら、登場キャラの鈴木や阿国中心の話も見たいものです。