buon さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
怪異は自分の一部であり、ただ倒すものではない P.S.忍野メメさんが大事でした
キャラクター同士のやり取りよりも、怪異の有り方に魅力を感じた作品。怪異とはすぐ隣にいる存在。
この作品は1クール+ネット配信2話の計15話だっけな。
※細かいストーリーは他の方の感想を見てね☆
この作品の良いところを3つ挙げると、
・怪異の存在、その対処方法
・キャラ同志のやり取り
・間(ま)
かな。シャフトさん特有の描写や間の取り方がバリバリ活きているこの作品ですが、その間の取り方がドツボにはまりました。
悪い点は
・シャフト
・西尾さん
・割と平凡なストーリー
かな。もはや好みの問題の先に述べた2点、大筋のストーリーや怪異自体は突拍子もないものではないこと。
これだけで見る側がかなり絞られます。
OP/EDでOPは~~編によって変わったり変わらなかったり。
EDは統一だったかな。これまたシャフトさんでよくある完成遅れがありましたが、
そのお蔭で完成EDを観た瞬間の感動が頭から離れることができなくなりました。
スタッフロールすら絵にした完璧なEDです。歌の意味は~置いといて。
私は、シャフトさんや西尾さん特有の良さが非常に活きたこの作品で、それでもそれを上回る良さを感じた怪異の存在。
有り触れている、ようでここ数年見ないタイプの存在。
倒すでも、ワンパターンの封印とか説得でもない。怪異がいることに理由があり、いなくなるにも理由が必要。
なんとなく私は、人間と変わらないなぁと感じて気に入ってます。
そういう風に思えるのもやっぱりシャフトさんと西尾さんの上手さがあったからなんだろうな。
また、15話あって、この作品は5編(というか5+1)に分かれていて、1つ2,3話でまとまっているのも観易い。
起承転結が細かくあってダレなかった。
自分には、難しい問題を解いた快感と、漫才を観たときの笑いをもらった、割と気持ちのイイ作品でした。
大切なことだからもう1度言うが、ED最高!!!!!
{netabare}追記、
この作品に忍野メメさんがいるということが、かなり評価を高めています。いないとハーレムになるし。
「また違う女の子を連れてきたね」とか口癖のようにアララギくんに話す所とか、良かったわ~
主要キャラの男が2人なのか、1人なのかで全然違うし、
そもそもメメさん自体、メチャクチャかっこよくて好きだったなぁ。
偽の評価を下げたことに、メメさんの不在はあったと思う(別の話だが){/netabare}