Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
さぁ、私たちの戦争(デート)を始めましょう・・・2期にも期待です♪
物語の舞台は、「精霊」と呼ばれる謎の生命体が突如出現したから30年後の世界です。この精霊・・・単語の綴りだけだと聞こえは良いのですが、出現するたびに空間震と呼ばれる
大災害を地上にもたらすという・・・とんでもない奴なのです。
そのため、人間は「精霊」を敵と位置付け出現するたびに攻撃していました。そして精霊は、度重なる人間の攻撃を受け・・・人間にもこの世界にも嫌悪感を抱いていきます。まぁ・・・訳がわからないのに、いきなり攻撃されたら誰だってそうなってしまいそうですが・・・^^;
そのような中、主人公である五河 士道(いつか しどう)は、ひょんな事から出現していた精霊と出くわしてしまいます。最初は散々でした・・・でも、接するたびに精霊が人間の敵じゃ無い事を肌身を持って感じていきます。
そして、実は主人公には精霊の霊力を封印する特殊能力が備わっている事が判明し・・・最初に出現した精霊の封印に成功してしまうのです。
・・・こうして、主人公は精霊との交渉役に抜擢されるのですが、その交渉とは「精霊とデートして、デレさせる」という、とんでもないもの・・・こうして物語が加速していきます。
最小限の労力で最大限のメリットを享受しようと思うと、正面からの真っ向勝負だけではメニューが少なすぎると思うので、こういう設定は有りだと思いますし、私自身は楽しめました。
そして、この作品に搭乗する精霊は、なぜか可愛らしい女の子ばかりです。だからでしょうか・・・主人公の交渉にもかなりの熱が入っていたような・・・^^; まぁ、困っている人を放っておけない優しい性格の持ち主なので、そのせいかもしれませんが・・・^^
精霊も人間と同じ十人十色で備えている霊力もそれぞれ異なるので、新しく出現する精霊をワクワクしながら見ていました。もちろん、精霊以外にも主人公を取り巻く女性陣は沢山登場するので、この作品も主要人物しか名前を覚えられませんでしたが・・・まぁ、視聴には困らなかったですね^^;
人間も精霊も、それぞれ胸の内に秘めている思いがあります。中には決して分かち合えないような心に傷を持った人間がいたり・・・破壊を繰り返すだけの精霊がいたり・・・けど、それは人間と精霊が反対の立場でも全然おかしくなかったり・・・
もともと躍動感のある作品なので、1クール12話はあっという間に感じました。そして、そこで気付いた事・・・「あ、この作品も途中で終わっちゃうんだ」
主人公の能力や精霊達の行く末に関する伏線がまるで回収されていないのです。せっかく面白くなってきたのに・・・(;_;)
と思っていたら、早くも2期の制作が発表されましたよね〜www
未だ放送次期は未定ですが、展開も結末も楽しみです♪
個人的にはキャラデザを担当した石野さんの描くキャラは好みなので、2期でも引き続き担当して貰えると嬉しいかもです^^