ゆすら さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.0
作画 : 2.5
声優 : 5.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:----
助手好きによる助手のための映画
作画…
特に映画だからといってすごくこっているな、とか綺麗だなというものはありませんでした。
テレビ版の作画とあまり変わらない感じ。
露骨な作画崩壊はないものの、ちょこちょことバランスが気になる画がありました。
声優…
演技はとても素晴らしかったです。
個人的に1番良かったのはクリスの泣きの演技。
とても真に迫っていて、聞いてるこっちまでうるんでしまいました。
音楽…
ゲーム・テレビ版からの使い回し有り。
OPとED以外のBGM特に印象には残らなかったです。
キャラ…
ゲーム・テレビから特別変化なし。
ラボメン全員相変わらず良いキャラしていてとても楽しかったです。
物語…
パンフレットの表紙も助手のピンでしたし、完全にこの物語の主人公はオカリンではなく助手。
助手が好きな人にはもうたまらない内容ではないでしょうか。
しかし、他のラボメンが好きな人は期待ハズレかもしれません。
私は助手よりもまゆりが好きなので、いろいろしょぼくれる内容が多くて困りました。
シュタインズゲート世界線では助手とくっつく前提ですので多少のイチャイチャは
覚悟の上で割り切って見ているので問題ないのですが、
「ファーストキスはまゆり」を捻じ曲げられたのが物凄く残念でした。
助手とくっつくのはそれはそれで良いんですが、そういう設定まで
捻じ曲げられるのはちょっと…やめて欲しかった。
まゆりが好きとか嫌いという視点以前にも
オカリンを助けるのに飛ぶのが何故2005年なのかも説明不十分だし、
なんで小さいオカリンにキスする事でオカリンが助かるかも意味不明でした。
「え?今ので良かったの?なんで??」って「?」が一杯です。
映画の短い限られた時間でなので説明出来なかったのかとは思うんですが…
見終わった後、なんともいえない消化不良感に襲われました。
途中まではまあ良かったんですが、オカリンを助けるために何度もリープするか?!
と期待していたら、リープ1回で速攻あきらめちゃったのでアレ?ってなっちゃいましたし。
総合感想として「助手好きと助手のための映画」ですね。
助手が好きな方ならオススメ、それ以外のキャラが好きなら…という感じ。
助手ばかりにスポットを当てられてしまっているので
もう少し他のラボメンにも活躍の場面を…。
他のキャラファンの事ももうちょっと考えて欲しかった。