Lovin さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作:土塚理弘(ヤングガンガン)
作画:五十嵐あぐり
監督:斎藤久
脚本:倉田英之
キャラクタデザイン:双柳雪智
制作:AIC ASTA
話数:2クール全26話
OP:「BAMBOO BEAT」
by 川添珠姫(広橋涼)
千葉紀梨乃(豊口めぐみ)
桑原鞘子(小島幸子)
宮崎都(桑島法子)
東聡莉(佐藤利奈)
ED:「STAR RISE」
by 川添珠姫(広橋涼)
千葉紀梨乃(豊口めぐみ)
桑原鞘子(小島幸子)
宮崎都(桑島法子)
東聡莉(佐藤利奈)
{/netabare}
■感想
原作漫画は未読でDVDを視聴。臭いフェチの話。
ある高校の剣道部に入部した、剣道とアニメが大好きな少女と部員達の交流が描かれる。
序盤は剣道部の再建から始まりシリアスなシーンも多く見られるが、それが落ち着いた後は主人公無双展開の幕開けとなる。とは言いつつ初心者も居る為、防具を買い揃えたり基礎的な摺り足の練習などについてもしっかり描かれている。また団体戦に必要な人数が揃っていない為、残り1人の勧誘についても並行して描写されている。
序盤の問題が解決して以降の中盤一杯までは練習試合を中心に描かれる。しかし剣道部の雰囲気を表すように、のほほんとした日常回のように見える。この割と緩い展開の中で私が一番気に入っているのが2番目に練習試合をした成明高校とのエピソードで、この作品中では最も心温まるものとなっている(林かっけー)。
第19話からはアニメオリジナルとなるらしい終盤の展開は、原作読者でなければ特に違和感は感じないと思う。ここからは剣道部に最大の試練が訪れることになるが、武道を嗜む精神と出会って一年足らずでありながら強く結ばれた友情によってそれらを薙ぎ倒していく。
本作品の良いと思う部分については、オムニバスではないが常に複数のエピソードが絶え間なく描かれている点が挙げられる。そしてそれらのエピソードの終わりが一致しないため、単調になりがちな日常的展開も程よい目まぐるしさを帯びてついつい見てしまう。
終盤は原作とは違う展開で全体的に緩いので、原作信者以外の方ならば奨めしたいお気に入りの作品だ。
□2015/09/29追記
ここ最近第12話と第13話を繰り返し観ているし、他の作品を観ていて少しだけ気になることがあったので追記したくなった。
少しだけ気になることに気がついた他の作品とは「大正野球娘。」。バンブーブレードの川添珠姫役の広橋涼はこの作品にも石垣環役で出演している。ここまで書くと皆まで書くのが嫌になるが、川添珠姫も石垣環も作中での渾名は「タマちゃん」である。広橋涼の「タマちゃん」への縁を感じる。
あとEDの唄い出しが「あんこ入りパスタライス」と聞こえるとのスタッフ談がWikipediaにあったが、改めて断るほど「あんこ入りパスタライス」には聞こえない。
■感想{netabare}
思いの外パロディが多い作品だったが、サッカー部と野球部のキャラは理解できなかった。
そしてお気に入りの棚に送りたいが、あれこれ試しても作品が見つからず送ることが出来ない。
自分の棚を検索する機能があるとうれしい。
□2015/09/29追記
「自分の棚を検索する機能があるとうれしい」と書いたら、
いつの間にか実装されていて凄く嬉しい。
{/netabare}