お きゃん さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
垂れ流し
まちがえた。まだ最終回じゃなかったみたい。
感想垂れ流し(あとでまとめたい)
10話での、春日、佐伯、仲村の3人の会話が一方通行で、
全員が自分対自分で話しているみたいな感じが好きです。
成立してるようでしてないけど勢いで成立させちゃってるみたいな。
特に春日君のはき出したもの、からっぽだって気持ちは結構ずしんときました。
けど、これ、「思春期の苦悩と歓喜との狭間で記される禁断の青春白書」らしいんです。
うわっ…私の精神年齢低すぎ…?
見続けようと思った理由が、
EDの曲が昔好きだった映画でも最後に流れていて、
そういえば私も劇中の彼らと同じ位の頃に、
春日君が本に入れ込んでいたように、
私は映画に入れ込んでいたなぁ。
と懐かしくてちょっと香ばしい気持ちになったのでそれで興味を持ったのですが、
やっぱりあの、若い頃の独善的で攻撃的な感情って最近やっと手放せたと思っていた節があったので見ているとじんわりと嫌な気持ちになります。特に仲村さん。
最初の方で言っていたのではっきり覚えていないけど
春日君がボードレールの「惡の華」を読んで世界が変わったみたいなこといってたと思うのだけど、
厨二…と思いつつ、
本に救われたって気持ちは私も社会人になってからだけど経験があったので
常々、「もっと早くに本をたくさん読んでいれば、辛かった学生時代にも、そんな出会いがあったかもしれなかったのに何もしてないでただただ無駄な時間を過ごしてた」と後悔したこともあったけど、彼を見る限りそうでもないみたいなので、ああ後悔しなくていいや。と思えて安心しました。
話自体は、最近よくありがちな思春期もの。なイメージ…。
なんかこういう話見て、自分の中の怨念めいた黒歴史を成仏させられればいいなとか思っていた時期もあったけどもう残っている怨念はこびりついたしつこい汚ればかりなので相当の衝撃がないと拭えそうにありません。この話にその衝撃はなかったかな~。