リクポテ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ぼっちの生き方( ・_・)
ラノベ原作 既読
全13話(12話+番外編)
過去のトラウマから「ぼっち」を極めた超捻くれ主人公比企谷八幡(通称ヒッキー)が学校一の美少女雪ノ下雪乃が所属する「奉仕部」に入部させられ、そこで生徒の依頼を受けて解決していく物語です。
キャラデザは可愛らしくて好きです。が、たまに素人の自分でもはっきり分かるくらいの作画ミスが結構あったのがとっても残念( -.-)
{netabare}
文化祭のライブシーンは学園ものでは必ず盛り上がるところなので、欲をいえばもう少し演奏の動きに力を入れてほしかったですね……
{/netabare}
とにかく人の心理描写がリアルでエグい……
ヒッキーのトラウマ回想なんてもう……
{netabare}
自分も学生時代に○○菌と呼ばれたことがある……
別にイジメられてはいなかったんですけどね。
{/netabare}
とにかくヒッキーの存在感がスゴいですね!
とにかく捻くれていて、人の感情に敏感、だが簡単には周りに流されず、自分の哲学的なものを持っている点が最近のラブコメ主人公とは全く異色で好感がもてました。
彼の解決方法は一般的に考えれば最低最悪。
でもその考えは最低でありながら決して的外れではないんですよね。確かにそれは言えるかもと共感した部分が多かったです。
またヒッキーとは全く正反対な考えをもつキャラとの対比も面白かったですね。
「自分ならこういうときどうするだろう?」などとかなり考えさせられました。
{netabare}
最終回のヒッキーのあの行動。
自分が悪者になることによって相模すら救いました。
葉山には絶対に出来ないことですよね。
平塚先生が言った、
「誰かを救うことは君自身が傷ついていい理由にはならないよ」
「君が傷つくのを見て痛ましく思う人間がいることも気づくべきだ」
という言葉。
ホントにその通りだと思います。
ヒッキーはいつかは救われてほしいと思いました。
{/netabare}
その他のキャラも個性あって良いですね(^_^)
ヒロインの雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣どちらも可愛いし、戸塚や平塚先生、クラスメートなど面白いキャラがたくさんです。
音楽はやなぎなぎさんの歌うOP「ユキトキ」が良かったです。
もともとこのOPが目当てで見始めたのですが、思っていたより深い内容で楽しかったです。最初は微妙でしたが、後半からどんどん面白くなっていったので途中から原作を買い揃えて読破しました。欲をいえば、文化祭の話にもう1話分割いてほしかった……
前半で切らずに最後まで見てほしい作品です(~o~)
原作のストックがたまったら2期作ってほしいですね。